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ボランティアについて

以下の文章も「地域通貨『とーも』」と一緒に書いたものです

ボランティアとは、「その行為を行う人間のこころの在り様である」と考える

つまりボランティアとは「誰かのためになることを、自発的に行うこと」である
それは「ボランティア精神」と、後ろに精神をつけたものと同義語である

ゆえに、それは必ずしも、金銭のやり取りがそこに存在するか、しないかは二次的な要因と考える

広義では「誰かのために!」と行われている行為は、すべてボランティア活動であり、その心は物質では計れないもの
その対価は「どうも有り難う」の言葉でしかない

しかし、その行為そのものは「労力の提供」であり、それは数量化(お金に換算)して交換できるものである

非営利団体の活動とは、その事務局員を除く(時に含まれることが多いが)メンバーが、その活動での収入を目的としない社会奉仕活動などを行うこと、と規定できるだろう
しかし、それは、その団体が所属する社会がある程度、成熟しており、社会的弱者がマイノリティー(少数)である場合に行われる活動だと考える
そこには、ある程度の収入源となるみんなで共有できる「仕事」が存在することが前提となる

日本人の感覚として「ボランティア活動」や「非営利団体の活動」というとき、とかく「無報酬」ということに目が行くことが多いと思われる
また、その活動に関して評価を行う場合、金銭の流れに着目していることが多いと思われる

そして、その活動で援助される社会的弱者は、その多くが「収入面でのサポートを必要としている」ことも確かである

また、筆者もいわゆる「清貧」ということは否定しない
人を騙したり、利用したりして財を為すなら「貧しくとも、こころ清く生きる」を選択する
自分で言うのも何だが、どちらかというと、そのクチで生きてきたつもりでもある

しかし、現在の美幌町の場合、多くの青年が仕事をしたくても出来ない状況にある
それが、自己の都合である場合も含まれると思うが、もし、「現在、無料提供されているサービス」の形態を変えることで、彼らの収入の道を作ることができるのであれば、それに協力することも「社会奉仕」だと考える

ゆえに、この「どーも」のシステムに「無料報酬」で活動している団体にも積極的に参加してもらい、一緒に「同じ道」を歩んでもらいたいと考えている


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