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「制度」について

これは「地域通貨どーも」を考えたときに、コラム的に書いた文章です

「制度」について

一つの「制度」をつくる場合、必ず「規制事項」が含まれる
その「規制」によって、その制度の目指すもの(基本的には「平等性の確保」が大きな目的)の実現を図る
しかし、その「規制」を逆に利用したり、網の目をすり抜ける方法を見つける人間もいるのも事実である
ある種「イタチごっこ」である

「規制緩和」が叫ばれた昨今、多くの分野で「それ」は行われているはずだが、「良くなった」という実感はない

考えるに、その手続きには、プライオリティ(優先順位)の再構築があって、それに沿った「改革」でなければならないのである

単なる「規制の解除=ある種の無法地帯化」であり、その判断力を持たないままの「制度改革」は「自己の責任の放棄」でしかなのである
時代の流れ、状況の変化に併せて「制度」を変えてこなかった、判断力を持って「制度の変革」をして来なかったことが大きな問題なのであり、今日にいたる…なのである

「全国一律」ということが「見え憎くさせた」とも言えるのである

また、もの事には「間違いを起こさないための手順、手続き」がある

「お役所仕事」という場合、この手続きの煩雑さ、ペーパーの多さを指すことが多い

手続きの簡素化は「利用する立場」から考えると「重要事項」である

現在は、その仕事の重要性よりも、多量なものが必要になってしまっているのである

だから「制度」を守ることだけが重要なことではなく、何を目指すかと共に「簡単さの追求」が必要なのである


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