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携帯ネット「K-tai_net」とは?

以下、約2000文字)
 
はじめに
これは、100%の自信はありませんので、たぶん...
今までの「携帯電話の使い方」では、考えられていない使用方法の考え方、つまり「概念」だと思います
しかし、「電脳(パソコンを含めた電子機器)」を司る大いなる意志!?が、向かおうとしている、あるいは向かって欲しい方向性を、「携帯というツールを使って実現させたシステムの在り方」の一つと考えます

電子機器の最大の特徴は「コピー」を際限なく生成できること
それは時として「オリジナルへ対する冒どく」という側面を持ち、否定的な風潮があります

また、確かに「誰が作ったものか分らないモノ」は人を混乱させます
またインターネットの世界でも「名無し」と呼ばれる「中傷家たちの暴力」が、その世界を狭くしていることも確かです
自分の身を隠し、他の人の「上げ足を取る」そんなことに快感を覚える人間は、「人としてどうか?」と思われます

しかし、現在の携帯が持つ「プライベート性(他のひとに見せたくないもの)であること」を知った上で、逆に、それだからこそ出来る、つまり「発信者への信頼性」において、そのこと、発信者のオリジナル性の確保によって担保されているからこそ、出来ることがあると考えます
お互いの携帯電話に電話番号やメールアドレスを教え合うことは「信頼の証し」と考えた場合、その2者間での通信は、「信用度が高い」と考えられるわけです
 
その「2者間の信頼関係の間を流れた同じ情報」で、繋がっていくことによって、情報量は限られていますが、最低限の重要な、あるいは有用な情報を、「みんなで共有できなか?」ということが、この「携帯ネット(K-tai_net)」の考え方の根本を流れる思いです

運用方法
システムの全体は、至ってシンプルです。各個人が「信頼する発信者から来た情報」を、自分が今度は「発信者として」次の人にコピーをして渡す、つまり「転送」することで、この3者の間で同じ情報が共有されるわけです
その「輪」が、波紋のように広がっていくのがイメージです

「転送」に関しても、現在の携帯電話は「操作上の統一が図られている」ので、出来る人がほかのひとに教えることも簡単であり、1つのEメールを転送するには、「アドレス帳」の整理が行われていれば、ものの1分も掛るものではありません
あとはボランティア精神と、スキルアップの度合いによって、何通出すかが決まり、必要時間が変わってくるだけです

それを例えば、1人が5名ずつ行えば、被る(同じ人に何通もメールが届く)ことがあっても、絶対量の発信数で補うとすれば、うまくネットワークされていれば、6~7回の繰り返しで、全町の、誰か1人でも携帯電話を持っている世帯の、ほとんどをカバーすることが出来るように思われます
経費的にも、大がかりな「設備」は必要とせず、あとは「みんながメル友になって、繋がっていてくれれば良い」わけです

この「みんなが繋がる」ということを、どのように形成していくか?の方法論をまず考えれば、システムの大方は出来上がったと考えて良いことになります
 
次に、システムの最初の一歩「オリジナルの原稿」を作ること

これが「携帯メール」のネックとして立ち憚っていることは間違いありません
私が「試運転」をしてメールを発信している間でも、何人か返信を頂いた方の「入力の苦労」が見えて、こころ苦しかったことも事実です

しかし、例えば「イベントの案内」を作成する場合、ある程度のガイドライン、原稿のレイアウトを決めて、それに当て込んでいく作業をパソコンなどでやる、サポートしてあげることができれば、発信者を選ばないで行えると思われます
「遠慮しないで良い」間柄ができれば良いわけです
 
もう一方では、別紙の「提案」にある、このシステムが「緊急時」を想定して考え始められたこととリンクするためには、美幌町のデータベースあるいは情報の集中する「美幌町役場」と、どう繋がれるかが一番の問題となってきます
このことについては、何人かの役場職員の方に「携帯ネットの配信」をさせて頂いて来たので、何らかの考え方の共有はできていると考えたいが、如何なものであろうか?と思われます。
 
最後に(あまりにもあっけありませんが…)
このシステムには、その根底に「信頼関係」という大きな『山』の存在があります
もし、それが確保されていなければ存在しえないものです

もし、それがなければ、単なる「不幸の手紙の送付」「名無しのメール」となってしまうわけで、初めからやめておいたほうが良いと考えます
それこと、今までの「閉じられた仲間内での電話攻撃を続ければいいさ!」になります

それに疲れ果てているから、町に元気がないと、三浦は考えています。
せっかくある「電脳」というツールであす
使ってやらないと「精霊さんたちが泣いている」ことだけは伝えておきたいと考えます
 
ほっとあいず
三浦厚志
 
記2007.3.17
 

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