白と黒
囲碁の勝負は、時として 300個並べて1個差で勝敗が付く
オセロの場合は 100個くらいかな?
何はともあれ白黒はっきりしている
しかしオセロの勝負盤はコマを偶数個置けるから、たま~に引き分けがある
だから、勝負を明確にするには、コマを奇数でやらなければならない
しかもグレー君は抜きである
だけと人間盤の場合はそうは行かない
最初から、2色ではないし、気分なんて属性もあったりして、簡単には白と黒には別れてはくれない
TのN町にあるK盤なんかは、単純になろうとしているけど、案外、おバカさんばっかだから、逆に複雑になっちゃったりしている
相手が如何に黒くなったかで、自分を白い!とか言うから、どこかにグラデーションが入って、尻すぼみになる
「純白」は有り得ないわけだから、相手が如何に黒いかで攻めるのではなく、より白いのは私でしょ?ぐらいで主張すれば、みんなに分かって貰えるのにね
真っ白なのは洗い立てのシャツぐらいで、それだって、1日着ればどこかが汚れてくる
勝負はグレーゾーンの中で、お互いに如何にして理解し合える「落とし所」を見つけるかであって、パンダやペンギンの色分けのように、分かり易く世界は出来てはいないのである