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Story of 花鳥風月 - 鳥の巻 -


不死鳥=フェニックスドラゴン天馬ペガサス
そして、もう少し複雑になった、麒麟(きりん)/鳳凰(ほうおう)
また、日本には、八岐大蛇(やまだのおろち)なんかもいる

そして、世界各地に、もう少し人間らしき存在!?が、神々として登場する「色々な神話」が存在し、後世になって「誰と誰は同じ!」的な論議をするヒトたちも、沢山いるし、存外「神学」なんて、そんなもん!?

人間は「分からないこと」に対して、そんな色んな「架空の存在」を作り、
時には恐れ、時には崇めてきた


あるいは、単純に「自分たちのルーツ≒自分って、誰?」を知るため、
時には「自分の優位性を語る(≒悪の権化か?)」ために、
過去への旅を行い、それを物語にした...

それはそれで、まずは「好し良し」として、次に行こう!?

だから、ある種、それらの「未知なるもの」を乗り越えるため、
あるいは日々の変わらない「安定した生活」のために、色々な技術を開発し、
「自然」というものを自分たちの思うがままにする、
あるいは、それを理解して、コントロールしようとしてきたのが、現代の風情

そして一方で「生物の進化の過程」で、
栄華を極めた「恐竜たち」は、たぶん空を飛ぶ「鳥類」になることで、その種を現代に残した

彼らは、環境により体温が変わり易い「変温するモノ」なので、渡り鳥になって、時にヒマラヤ山脈を越えて、移動する、それこそチャレンジャーとして存在している??
だから、それこそ元来「鳥たち」は好き好んで飛んでいるワケでは無い!?

また一方では、あまり大きくないので、注目を浴びることがなく「神」とかにはならなかったのが、昆虫類たち
案外、彼らも「飛ぶこと」によって、移動する...
かつ、蜂(はち)や蟻(あり)は、それこと「一つの巣が、一つの個体」と考えられるから、結構、大きな存在だったりする?


基本的に、大容量の記憶装置を組み込まれた「脳」を持つ、人間は、色んな「飛ぶモノ達」に、空を見上げながら憧れた
その「脳」は、色んな刺激を受けて、遊びたい存在だから、ちょっと持て余し気味なのが、困ったチャン

だから、始めから飛んでいる「鳥」には火を付けて観たり、富と災害の両方の顔を合わせ持つ「河&川」の化身の「龍」には、物理的にはそのサイズでは飛べない小さな翼を、絵柄的にちょうど良い程度で付けてみた
また、移動手段としての、自分で走るより早い「足」になってくれた、お馬さんたちにも「羽を付けて」みて、空を駆け廻らせた

但し、角を持ったユニコーンや、上半身が人間なケンタウルス人魚なんかも、想像&創造して観たけれど、ちょっと怖くなってしまったので、悲劇の主人公にしてしまった
また、想像の世界のモノゴトは、より複雑になって行くものだから、色んな装飾が付くので「麒麟&鳳凰」なんかも生まれて来ることになる

日本なんかでは、中国の影響が「大」だし、川がたくさんある!から、龍の頭は「八」になった
あるいは、飢饉は主に「水が無い」から始まるから、アタマの皿が乾くと弱ってしまう「河童」っとかも想像してみた

人間社会が平穏無事に存在するためには、根本的に「治水が出来ること」がイチバン大切!
だから、色んな神話には「その匂いがする物語」が存在する

仏教の世界でも、その「宗派の祖」と言われるヒトは、その地域での「治水事業をした」から、現在にも続いている宗派になったし、その前の「神話」の世界の登場人物でも、同じ様に思われる
だから、千年以上の歴史を持つ神社には、水との格闘の物語があったり、また一方では、もう一つの死闘の対象の「火」との物語が存在する

「江戸」にしても、その前の「大坂」「京都」にしても、その場所で「水」を人間がある程度、コントロール出来る様になったから、街が出来た
「仙台」なんかもそうだし、各地の「都」と言われるトコロは、ほとんど「相(そう)」である

ただし、人間は「森の生き物」だから、植物から離れることが出来ないのに、利便性だけを求めて「街」から遊んでいる(≒土が保持している)水を少なくし、手入れの面倒臭くない「コンクリート・ジャングル」にして、其処に住む様なことをする!から、精神的にオカシクなるし、想像&想像力が乏しくなる??


で「鳥の話」に戻る...

それは、何かを超えて行く存在でもあり、ときに色んな「柵(しがらみ)」を超えて行く
ただし、自分たちの想像を超え過ぎると、ワケが解らなくなるから「色んな足枷」を付けてみた
ほとんどが、エンディングに悲劇を!である

超越した存在に見える、フェニックスやペガサスも、時に「火」によって焼かれることにより、万能ではないことを暗示される
暴れん坊の八岐大蛇も、スサノオに倒された後、剣になってヒトを助ける存在になる(災い転じて福...)
それはある種、その存在を超えることにより「仲間になる場合もあること」の暗示...

この世のモノゴトは「不変」ではなく、常にその様相を変化させて行く
... そして人間の社会も、その形体において「安定と変化の繰り返し」を行ってきた

確かに、分かり易いのは「変わらないこと」
あるいは「同じ」で括れる範囲が広い方が、分かり易いし、安定しているとも言えるだろう
あるいは、1つのモノゴトには1つの顔しかない方が、解り易い

だから、自分を変えない!で、それを助けてくれる存在を考えた!?
千手観音」や「十一面観音」そして「三十三観音
そうやって助けてくれる側の存在には、色んなモノを要求した??
そんな中、阿修羅王だけ、顔3つ

だけど本当は、誰もがみんな、最低「3つの顔」を持っている
あるいは、3つの機能を持つ
自分にとっての「我」と、誰かにとっての「あなた」と、それを見守る「鏡」と...

ときに3つ目は、色んな結び付きから離れた方が良いから、「天」とかをイメージした
あるいは、やっぱり存在が大きいから、それを「太陽」と同一化して観た
その太陽まで、飛んで行けそうな存在も考え出した

その「狭間」にあるのが、最初に描いた、色んな「火が付いた?飛ぶ化身(けしん)」たち

けれど、他のモノに火を付ける??...んじゃなくて、
いま!は、自分に火を付けなければいけないんだと思う
常に、変わって行く「諸行無常」の世界に生きて行くためには、
自分も!変わっていかなれればならないんだと思う

確かに「自分を不動のモノ」にして、廻りを変えて行く方が解り易いし、
So! したいのが、元来からの、人間の性(さが)

けれど、その「微妙な塩梅」を知る方法が、バランス感覚である、塩加減!?
梅干しは、酸っぱいけど身体に良い??

「あなた&わたし」の Story

それは、お互いの微妙な関係において、お互いが「そのバランス」を取りながら、飛んで行く!こと
「誰かだけがやる!」のではなく、あなたも私も変わっていかなければならない

元来「人間」は、生まれてから死するまで、変わって行ける様に、出来ている!
それこそ、あとは、飛ぶっきゃな一緒(いっしょ)??

雅(≒正)に!色んな、風に乗って...

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