hot_eyes 雑記帳

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お不動さん

またの名を「 不動明王 」 

あとは、詳しくはリンク先で、各自、学習されたし

そして、土地建物を売買する仕事を「不動産屋さん」と呼ぶ...

 

「土地の値段」

それは、その場所が、何も作物が取れず「原野」だった頃は、ただ同然だった

かの、アメリカ大陸も、アラスカなんかは、タダ同然の金子で、その所有権が譲渡されたと聞く

 

そして、イチバン最初は世界中に人間が蔓延っていたワケではないから、新天地という場所に、最初に来た!ヒトが「ヒモ」を引っ張って、ココは俺モノだ!!って主張したときに「所有」っていうモノが始まる

元来、宇宙から観ると、地球には「線」が引いてあるワケでもなく、国境なんかも無い!?

 

そして、ソコを開墾して、農地や林にしたときに、その場所の「価値」が生まれて来る

始めは「その場所で、どんだけ!作物が取れるか?」が、その場所の価値であり、それこそ日本では「○○石」っていう単位で、その地域の価値を量っていたりした

(そして、人間の価値を、例えば「○○万石のお殿様」なんて測り、偉い!とか考える様になった)

 

それは、日本では、西暦7世紀ごろ「律令制」なんかを取り入れたときに、土地と繋がった「戸籍」なんかも発達して、今日に至る... な、感じではある

それまでは、みんな、自由にそこここで作物を造っていた時代である?

あるいは、山から木を切って来て、燃料にしたりしていた

 

また江戸時代前ぐらいは、その「律令制」で、統治されていた!っていう範囲は、意外と思ったほど狭い範囲、例えば、近畿地方ぐらいの範囲の中であり、それ以外の場所では、それぞれの地域ごとに、独自の方法で、みんな活きていた

 

そして、色んな日本神話の中に出て来る、鬼や異民族は、今はすでに「大和民族」っていう括りの中に取り込まれていったはず

それは、異民族を根絶やしにしたい!って考える種族とは違って、緩やかな「線」の中に、色んなモノを混在させる術(すべ)を持っている、あるいは知っている、元来、混血人種な日本人の特性...

 

そんな中、いつしか、土地の値段が「一人歩き」しだして、投機の対象とかになる

もし、その土地の値段だけの作物が取れる!っていう尺度で量ったら、銀座のド真中、鳩居堂の前でドンダケ!! のお米が取れるのか??ってことになる

 

実際には、そんなことは誰も考えず、株価と同じ様に、それを売買したときに、おカネが動くだけであり、その場所に「それだけの価値」があると信じているから、財布を開くのであす

 

だけど、日本の「モノゴトの尺度」は、律令の時代と同じ「メジャー」で考えられている

その律令制の名残(なご)りで、税金なんかも「土地を所有すること」に課税をしで、その価値「地価」に合わせて徴収することになっている

それこそ、値段だけで比べれば、アメリカよりも広い土地が買えるほどの価格が、日本の土地には憑いている

 

もうソロソロ、そんな価値観とシステムから脱却しなければ、本当に、お不動さんが怒って仕舞うぞ!って思うのは、私だけ!?