hot_eyes 雑記帳

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鷹と鷲

左手に辞書がないと、漢字を書けない身でも、書いてあれば読める

 

前者は「鷹=たか」であり、後者は「鷲=わし」と発音する

話し言葉で言えば、ただ単に、それを単独で発音すれば「たか=高、貴、多可」「わし=和紙、ワシ(自分)」などに繋がる...

 

そして、文字の中に「鳥」が書いてある

だから、基本的には、その9割以上が空を飛ぶ、生物学的に言えば恐竜の子孫と言われる「とり」であり、英語で書けば「bird」

その種類の1つだと分かる

 

また、両方とも、大きな肉食の鳥であり、オホーツクにも「オオワシ」や

オジロワシ」が、樺太から飛んで来る(≒行き来している?)

一方では、「人間の世界」と巧い距離感で生きる道を見付けた!? 鴉(カラス)や鳩(はと)は良く見かけるが、それが上手く行かなかった「鳥さんチーム」の殆どが、絶滅危惧種になっている

 

何となくカッコイイ!って思える「隼(はやぶさ)」なんかも、その職種そのものが絶滅を危ぐされている「鷹匠(たかしょう)」の肩の上にしか居ない様に思えるし、天然のヤツっているの?な感じである

 

短歌や俳句でお馴染みの「雀(すずめ)」は、30年前までは何処にでもいた様に思われるが、減反政策や食生活の変化などで、それまでよりも日本では「米」を造らなくなったから、案外、絶滅危惧種の一歩手前まで行っている?

 

話し戻って、「鷹(Eagle)と鷲(Hawk)の違いを説明せよ」と言われると、どう言えばいいんだろう?と首を傾(かし)げることになる...

 

やはり「名前」あるいは「名称」が違うと言うことは、同じ鳥類でも、何処かで区別が存在し、それをチャンと説明出来るヒトがいるハズだろうが、生活する上では、大雑把(おおざっぱ)にイメージ出来れば良い!っていうことになる... !?

 

いっぽうでは?「Eagle and Hawk」と言うと、1997年に自家用飛行機の事故で亡くなった、アメリカのカントリーソング・シンガーの1人のJOHN DENVER の曲だったりする

 

私が、自分で初めて買った「LPレコード(注/2枚組だった)」が、彼のライブ盤で、その中に入っていた曲

もっと余談(この文章そのものがヨダン!?)としては、そのレコードを余りにも?大事にし過ぎて、レコード・クリーナーなどで傷だらけにしてしまった

その後、粗雑に扱っても傷や手垢の影響が少なく、保管するにもレコードよりも場所を取らない、そして「半永久的に音を保存する」と言われるている、便利なCD(コンパクト・ディスク)が、MONOとしての販売されるメディア(記録体)の主流ではある

が、それも今では、色んな「音源」も、ましてや「映像」も、ネットで流通する時代になって来た...

 

で!個人的には、その後、ジョン・デンバーの歌声、そして、その生き方のファンになり、何枚かレコードを買っている

... その後「CDの時代」になり、もう一度「CD」でライブ版を手に入れたい!と思ったが、秋葉原あたりやタワーレコードなんかで探して見た

が、「カントリー」というジャンルは日本で言うところの「演歌」系と一緒で、どちらかと言うと「ドメスティック(国内)もの」なジャンルで、日本には輸入されていなかったらしく、見付けることは出来なかった

 

一方、今でこそ、環境保護あるいはECO を考えないヒトは、人間じゃない!って言われる時代になっている?が、30年ぐらい前に、ソレをやっていて、彼の曲のテーマは「自然回帰」でもあった

そんな彼が「文明の利器」の代表格、あるいはアメリカンのカネ持ちの象徴って言われる、自家用飛行機の事故で亡くなるっていうのも、皮肉って思うヒトもいるかも知れない

 

けれど、考え方で言えば、日本では「高価で、非・温暖化防止の象徴」と考えられる飛行機ではあるし、それと同じ距離を自動車で移動すれば、ガソリンの消費量は少なくて済むベサ!って思える

が、その自動車が走るための、舗装道路や橋、トンネルを造り、それを維持するために、色んなモノが消費され、排出されたCO2もある!って考えれば、どっちがドッチ?な面もある

 

だから、「CO2の排出量」は、どの時点のことを切り取って、それを「どんな尺度」で数値化するか?っていう『考え方』によって、色々と変わって来るものである

あるいは、その「時代の尺度」である、みんなが『常識』って考えていることにも、左右されるモノである

 

また、去年の暮れに問題になった「アメリカの金融会社の社長が飛行機に乗って、議会に来た」っていうことも、時間効率っていう尺度で考えれば、正しい選択である!?っということも言える

けれど、感情面で言えば「飛行機は、自動車よりも楽でしょ?」あるいは「彼らの乗っている飛行機は、とっても豪華でしょ?」っていうこと

そして、その「豪華さ」を維持する費用は、税金で資金注入して補われるものではない!っていうこと

 

だから、この時点でのその判断は、一般には「非常識」で、ピントがズレているということ

もっと言えば、そんな感覚のヒトが、トップを張っているから、サムプライム恐慌が起こってしまった!って考えられなくもない

 

鷹と鷲

 

「日々の生活」をしている上では、その区別は必要はないし、ときには「関係無い」

けれど、それを大切に思うなら、ちゃんと、その違いを理解して、その違いに拠る分類をして、その「実態」を知らなければ、何時しか失われて仕舞うもの

 

「産業革命」ってモノが起きてから、色んな、生物学上の「種族」が失われている

それだけ!地球上の、生物の多様性が失われている

 

それは「人間の社会」上の、多様性の減少にも繋がるモノ

確かに、「職種」あるいは「資格」っていうモノが増える一方の時代ではある

だから、色んな専門職の「○○師」「○○士」が増えている

 

が、それは「技術面の多様化」であり、人間としての「感性」あるいは「モノゴトを理解する」っていうことの多様性とは、必ずしも「=(イコール)」ではない

この世には、まだまだ!テストっていうモノだけでは、それを量ることの出来ないことって、たくさんある

 

まして、短期的な尺度としての「儲かるか?」「儲からないか?」の尺度でしか測れない様では、その未来は、とっても暗い様に思われるのは、私だけ!?