「愚か者」と「ピエロ」はみんなに笑われています
けれど、似ても似つかぬ存在たちです
簡単にいうと、前者は自分を知らないで、笑われている
しかし、後者は自分を知っている上で、笑わしている
前者は脱ぎ捨てるのに時間が掛かるけど、後者は化粧を取れば、別な自分がいる
だけど私は、前者を笑えないヒトです
逆に悲しくなります
だから「優しい」と言って貰えるのでしょう
そんなヒトをたくさん見てきたし、ときには自分もなっていた…
現代は、あまりにも無理して笑おうとして、愚か者を作ろうとし過ぎます
特に、娯楽の少ないところでは、誰かを「愚か者」側に置き(線を引き)みんなで引きつった笑い顔を共有しようとする傾向にあるのです
そんなことをやっていては、何時まで経っても「仲間」にはなれないだよな