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Story of 風林火山(4) - 山の巻 -


Story of 風林火山(4)

【山の巻】

今から考えると2年前、買物代行「アッシーくん」という企画を考え、その準備と称して美幌の町中を走り周ったときに、すでに始まっていたらしい
彼らは語りかけていた
しかし、ヒトしか見ていなかった私はそれに気付かず、その後バセドウ病を発症する

けれど別に、私は恨んではいない
彼らもまた色々な方法で人間に語り掛けていたのに、誰も(かな?)気付かなかったのだから
たまたま私がそれに気づいただけ

長野の塩尻に行ったときには、何かが自分の中で起き始めているのは感じていた
しかし、それが実感として感じられて来たのは、ある少女との出会いが始まりである
ものを言わぬ少女
彼女を解ろうとするココロが、それ以外の存在を感じさせ始めていた

そして、ターニング・ポイントになった「冬まつり」の直前、多くの『見守るモノたち』の存在を実感することになる
それは非常に強い意思の放出であり、初めは「来るな!」に感じた
呼吸を整えなければ耐えられないほどの勢いであった
北見での用事を済ませ、国道39号線を美幌の町へ入った途端に天候が変わり、多くの意思が私に向かって来た

その夜、仕事に出かける前に、いつものようにシャワーを浴びるのだが、どうしても水しか出ない
仕方がないので、そのまま水を浴びる
ある種の禊(みそぎ)!?だった
より解って欲かった、彼らの仕業だったらしい

仕事場につくと、待っていた!とばかりに、彼らの意思が流れ込む
それは具体的な映像までには、まだ私の中では至っていない
感じるのみ、あるいは「解る」という感覚
けれど、それで充分だそうで…

そして、多くのものが「まつり」に集まっており、楽しみにしていたことを理解する
それは「ふるさと盆おどり」「秋まつり」なども然りである
「祭り」は我々、いま生きているものだけのものではない
多くの「存在」が風になって集まる空間
だから『楽しい』、また楽しくしなければならない
それは、辛い場面があっても、誰かのためと思えば乗り越えられる、オモテナシ君のココロを集める場所

今年に入り、ある仲間と「メールの交換」をしていた
それは、ある種「野次喜多道中」っぽく続けられた
そこには、いま思うと彼らとの多くの会話も含まれていたのである
彼らもまた、私たち生きている今の人間を理解したかった
そして一緒にいたかったのである

その後、東京で呼ばれたり、美幌をもう一度走り周って撮った記録が「山」にある
気が付いた順番にして欲しかったみたいで、順番を入れ間違えたら「消されて」しまった
案外と悪戯も好きだから、注意が必要

彼らは「千の風になって」みんなを見守り続けて来たのである
そして街とは、『樹』があるところにでき、樹木もまた「見守るモノ」として、そこに笑いながら一緒にいたいので在る

参照
:「山」のブログ
(いい色ひろば版)

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