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Story of 風林火山(5) - 海の巻 -


Story of 風林火山(5)

【外伝/海の巻】

いよいよ「外伝」の開始です
それはK-taiの協力とパソコンの連携が生んだ物語です…

物語は、私が「友愛」という団体にいる頃に戻らなければならないようです
(追記/その前に澤村のところで「ルポ」というワープロに出会っていた...)
最初!?は「文豪」という5インチのぺナぺナなフロッピーを差し替えて使うワープロが仲間でした
ちょうど8インチ・フロッピーからちょっと小さくなった頃です
この辺は知っているヒトには、ちょっと笑える世界「あった、あったそんなの!!」と

その後、今は昔になりつつある「3.5インチのフロッピー」の時代が続き、その他の「記憶メディア」がキラ星のごとく現れては消えていった
なぜ「3.5」くんが長生きしたか?
それはやっぱり「使いやすかった」のと「みんなが持っていたから」
カセットテープもそう
みんなが使いやすく普及していれば長生きできる
しかし今、その時代も終わろうとしている...

パソコンの、人間の頭脳にあたる「CPU」はますます高速化し、机にあたる「メモリー」は増設の嵐のごとく肥大化している
引き出しにあたる「記録メディア」は、個々のパソコンでは「ハード・ディスク」の肥大化が進み、それ以外はネット上の「サーバー」に置き換えられる(個々人の情報も「ネット上に置けお化け」が出ているが)
みんなで使うなら、引き出しは「誰でも開けられる方」が望ましい
それは当然の流れ...

ただし、みんながみんな「正直者」じゃないから、セキュリティという問題がある
「戦争と平和」というものを中心とした『自衛隊は軍隊か!?』の問題、第9条に連なる問題と基本は同じ
だけど、銃の前に手ぶらで現れれるのは「酔っ払い」ぐらいで、最低限の抵抗手段を持つのは当たり前で、程度の問題と思うのだが...
困った人を助けるのも、当たり前だと思うし...
ことさら「手ぶらで!」を強調するのも、また可笑しい話し!?

脱線したので、軌道修正。

いま当時のパソコンを使え!と言っても、誰も使えない
遅すぎるし、それを待っているなら、新しいのを買う!になってしまう

「時は金なり」を実感させてくれる世界
しかし彼らは、今回おおいに私を助けてくれた...捨てたもんじゃない
データはしっかり取っておいてくれた
静かな『海』のように...

時間軸も「友愛」の頃に戻るが、フロッピーと一緒にハードディスクの時代を迎えていた
時として、約20年前ぐらい

その頃ですら、フロッピーを差し替えないで「仕事」が出来ることに驚いていた
すぐいっぱいになるフロッピーに、如何にしてデータを入れるかを考えなくてもいいだけで、気持の負担が減った

だけど、人間は欲張りで、すぐ「引き出し」にたくさん詰め込んで、入らないよ!と騒ぎだす
あるいは、次々に「大きな引き出し」が発売されるから、それに急き立てられるように『新しいヤツ』に乗り換えていった
パソコン本体の寿命が半年とかの時代

新しいことが「正しかった」時代
車などもそう
やれトヨタだ日産だホンダだマツダだ...以下省略
新しくて、エンジンが大きい方が偉い時代

その間に、肥大化した風船が割れた
バブルの崩壊
ある種、戦後の終わり

現在、車ワールドは「軽」の全盛期
街中を走る新車の半分は660cc
移動出来れば、良いっしょ!?
だからエンジンは大きい必要はない
必要十分なのが「Kカー」ひとりで乗るんだもん

そんな中で、私のパソコン歴は10年前に止まっていた
最初のノートMac、事務所において来たMac&ソフト達、三代目のメインMac、寝ぼけて踏んづけて液晶が割れたMac
それぞれに傷を持ち1台では真っ当なモノでなくなっていた
そして、お隣のSクンから借りたMac

そんなMachintosh歴15年の私が、Windows Vistaに乗り換えた

だけどMac達は私を助けてくれた
彼らの「海」にあった宝物を、最後はローカルトーク3台繋ぎ&新旧MO橋渡し状態になってまで、私をフォローしてくれた
データベースとしての役割を全うしてくれた
その横でK-taiくんたちも、出番を待っていた

そこで聞こえて来たのが
「愛してる by 風味堂」
いつまでも忘れない存在

データベースという何も語らない、何もかも受け入れてくれる「海」のように...


水の巻へ つづく≫

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