ヒトは現在、自分の持つ「潜在能力」の２割程度しか使っていないと言われている
また「種・目」としての本当の「寿命は120才」だとも言われている
何故、そうなのか？
それは、死を迎えるまで「成長し続ける存在」として出来ているから
伸び域（しろ）がなければ、成長はできない
簡単に、限界が来てはチャレンジはできない
そして「言葉」という伝達能力を持ち
「歴史」というバトンを繋げながら、「種全体」として成長し続けられるように出来ているから
バトンは色々なカラチをしている
保管場所もそれぞれ
足並みも揃ってはいない
耳をダンボにしなければ受け取ることが出来ない
だから、
その受け取ったモノを、カテゴリー分けしながら整理して、
未来に繋げていかなければならない
そして、それが出来たとき、それが「伝統」になる
逆に、
それを怠ったとき
すべては「原野」に戻る
それは、ココロの中でも起きること
自分が「完全な存在」と思ったとき、ココロは死ぬ
常に自分を省みながら、周りのヒトと「共に生きようとすること」によって、成長は続く
現代は「自分だけ」に色々なモノを蓄積し、「自分だけを完全にしよう」とし過ぎている
また隣りにいる「仲間」を忘れている
ヒトの多くが、そんな病いに罹っている
だから「飢餓感」だけが増殖しているのである
餓鬼の世界になってはいけない
まずは「気づくこと」
次に、それを「共有すること」
そこから始めなかれば、この世界全体が「原野」に戻って行くことになる
そこには「廃墟・廃屋」しか残らない
同じことを繰り返す
それは、ヒトという種族そのものへの冒瀆
自分自身への冒瀆でもある
by ほっとあいず
