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Money

マネー、つまり「お金」

Moneyと聞くと、私の世代だとピンクフロイドの曲の「チン・ジャラジャラ」という音が、頭の中で聞こえてくる
何となく、パチンコ屋から聞こえてくる音で、無限にあるように思ってしまう...


ところで「お金」ってなんでしょう?

それは「コピーを作ること」のできる人類の1つの大きな発明品
「物事を他のモノに置き換える能力」の具体的な現れ
それを使うモノ同士の間に「信じるココロがある」から存在するもの

それは、何かと交換できなければ「単なる紙切れ」
以前の「聖徳太子」も、現在の「福沢諭吉」も、その顔が描いてあるから1万円ではなく、それが「1万円の価値がある」と思う者同士の間で、何かと交換できるから、その価値がある

また基本的には、一番最初に、それと交換された具体的な「新しい価値として生まれた物事」がある
それを、お金という「ものさし」で計り、それがみんなの共有財産となったという「裏付け」が必要である
つまり、何らかの「皆の共有財産になった具体的な物事」が無ければ、そこで動いたお金は「泡」であり、いつかは崩壊する

10数年前に起きた「バブルの崩壊」は、日本の「土地」に、そこで生み出せる「価値」以上の評価を与えたことが根源
それを担保に「産めよ増やせよ」と新しく貨幣を印刷した日本銀行と、それを止めなかったヤツラ、そこで生まれた単なる紙切れでしかない「諭吉たち」を、無限に増殖するモノと思って、踊らされて使っていた
我々みんなの責任

冷静に考えれば、それにそれ程の「価値の蓄積」をするべきでない「絵画」を買いあさった
卑しいココロ
がそれを支えた


いま「L&G」なるネズミ講の団体の話しが、巷を騒がしている
今年の5月頃、我が町「美幌」でも会合が予定されていたようだが、その後、開催されたという話しを聞かなかったから、上陸されていないと思うのだか...

「電子マネー」という、具体的な形をした「紙幣」よりも、もっと原価の掛からないカタチの「入れ物」を利用して、右から来たマネーを左に移動させただけで
、さも「新しい価値あるモノ」が生まれた顔をする
誰かが汗をかき、何かを生み出すという「裏付け」のないまま、マネーが増殖したような顔をしていた

そして、やつらは、その途中で「ピンハネ」をして、湯水の如く使っていた
何も生みだされていない上に、無駄使いされていたのだから、いつかは「萎んでしまう」のは当たり前

「1年の間に、何もしないで倍に増える」なんていう言葉に踊らされたヒトは、それこそ自業自得
そこに、ぜんぜん「スケベ根性がなかった」というのは、あまりにも無責任
結果としての、それなりの「引き算」があっても仕方ない


これらのことを含め、極端にいえば日本銀行券を含めた「紙幣」が流通する「貨幣経済」は、根源的な処では『信じるココロ』が支えている

その世界は、何かが「紙切れ」あるいは極端にいうと通帳やATMやパソコンの画面上の「数値」に置き換えた、それだけの価値が、それに、そこにあると思うココロが支えている
また、その社会のシステムが、その「数値」がそれだけの価値のあるモノと交換できることを保障しなければ、その世界そのものが崩壊する
全体として「信じること」で支えられた世界

Money

それは、我々の想像力が創造したもの
だから属性としては、世界の「すべてのものと交換されたい存在」
それは我々のココロを映すもの

それを「味方」にするもの、「モンスター」や「バブル」にするのも、我々のココロ
そして、新しい価値を創造するツールとして、それを使って「新しい価値のレートを創造する」こともできるモノサシ

お金とアタマは、使い様
最初から「お金」そのモノは、敵でも味方でもない
使うモノのココロを映すだけ...