hot_eyes 雑記帳

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ここのところ、本当の「銀座」に、ヨーロッパの老舗ブランドの銀座店の開店ラッシュである

日本人は「銀座」という言葉が好きで、ヒトが集まるところは「~銀座」とか言われている
だから、日本国中に「○○銀座」は星の数ほどある
確か3ケタの単位で存在する...
意外と、駅前には必ず在ったりする

また一方では「本当の銀座」は、日本を代表する「百貨店」が集中している地域
それらの百貨店が今、大きな再編の時期を迎えている
最終的には大きく分けて3つぐらいに統合されるのだろう...
各地の代表する百貨店も系列化が進んでいる
北海道の「丸井今井」は、伊勢丹系列になったし...

その前に、ここ十年ほどで都市銀行の統合が進み、確か10以上あった都市銀行が今は新しいのを含めて4つ程度になった
みずほ/三菱UFJ/三井住友/りそな
その他に、セブン/新生なども含む場合もある...
そして、北海道の「たくぎん」は生贄(いけにえ)!?か、はたまた自己崩壊して逝った

そして、色んなものが「統合」されていく
だけど、こうやって並べてみると、その陰には「旧財閥の影」がある!?
銀行がそうであれば、百貨店の統合の後ろにもいる?


「百貨店」の本来の役割は、『目利き』だった
お得意さんに換わって「良いモノ」を探してきて、それを提供する
その範囲は、日本国内の良いものから、海外のブランド争奪戦へ

時代は「海外旅行が当たり前」になった
ヨーロッパのブランド店には日本人が溢れた...
「目利きの役割」はどこへ行く

そして、その「ブランド」本体が銀座へ
「お得意さん」が直接、銀座のブランドの店へ行き、買物を出来るようにもなった
ますます「どこ?」

だから百貨店も、その存在価値の変更も迫られていることも確か
色々なコストの削減、ノウハウの集中をしなければ生き残れない時代
新しい「自分たちのアイデンティティ」を探している...


一方では「ブランド好き」の日本人
確か、主な海外ブランドの売上の1/5は日本人の財布から出ている
これからは「カモがねぎをしょって、銀座へ行く」の図か!?
そして、地方の○○銀座は寂れていく...

また、苦肉の策にでた「日本の老舗」たち
色々な偽装工作をして生き残りに賭けた
「一見さん」相手の商売にでた
売ってしまえば、あとは知らない...ってヤツ

誰が一番悪い!?

確かに、ウソをついてまで商売をした立場は間違っている
だけど「どんな手を使っても」売り上げを守らなければならないのは商売の鉄則
最終的には、腹を壊さなかったら「良しでしょ!」って
腐ってはいなかったんだから...


けれど「名前だけ」に頼って買物をしてしまうココロの立場は、責められないで良いのだろうか?

常に「お客様は神様」になり続けて、ひと言目には、売る方が悪い
最後には、ある面「目利き」とも言える『行政の規制』に頼ってしまう
それって、良いのだろうか?

自己責任

「自分で判断すれば?」と、自分にとって売る側や『目利き』である立場から言われると、それを言ったモノに「役割の放棄!」とか言ってしまう...

日本人っていつから、そんなに我儘になってしまったのだろうか?
以前は、もっと控え目だったような気がする
奥ゆかしかった
だけど「世間知らず」ではあった!?


自由

それは、選ぶことが出来ること
けれど「選ぶ」ことには責任が伴う

都合の良いところだけ「自分の権利」を主張して、あとは他人任せ

私は、そんな成熟しない日本人のココロこそ
一番悪いと思っている...