hot_eyes 雑記帳

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スケール・メリット


Scale だから、単純に言って「大きい」
Merit だから、何らかの「値があること」

日本語で「今時の言葉」に意訳しながら、一番適当と思われる言葉で言うと「大きいことはイイことだ」だ!?
あるいは「なるべくリストラして、人数をかけないで、儲ける」か?

何だ神田(かんだ)と言って、何をするにしても「Cost Balance (コスト・バランス」を考えなければいけない
その中で、一番比重があるのが、やはり(Qチャン風に...)「人件費」になる

すべての社会的な活動において、算盤(そろばん)の上には、その収入を得るために「何人の人数が必要か?」が、必ず最後に残る

例えば、解り易いのが「学校の先生の数」

ひとクラスの生徒の数を何人にするか?
つまり、その学校の生徒数に対して「何人の先生」を雇い、運営して行くか?
が常に、実際の「学校の社長!?」の教頭先生のアタマの中で回っている

基本的に「収入の総額」は、生徒数×定数だし、今のところ学校は「儲けてはいけない」ということだから、ほぼ入学する生徒の数で、収入が決まる(だから、解り易い方とは言えるのだが)
あとは、設備の修繕や冷・暖房費などの支出だけれど、基本的には、大きな修繕費は別会計は組めるから、ちょっと横に置いておく
暖房費やその他の修繕費などは、何年かの統計をとってあれば、だいたいの予算が組める

あとは実際の「教育の質」をどうやって高めていくか?である
実際問題、生徒を集めなければ、学校経営を辞めなければいけなくなっていくのが、現代の状況
「制服や校舎が奇麗」というウリを創る方法もあるが、結局のところ、最後に残るのは、そこで何を持って還れるか?ということ

特に、何でもかんでも、みんなを「競争の渦」に投げ込みたかった、○泉さんの御蔭で、世の中には競争とは無縁といえる聖域はなくなりそうになっている
学校も、まずは「大学&高校」が、その中に入り始めている...

教育は「数字」では測れない!!と言っても、やはり(Q風)基本的に「良い教育」を目指すなら、なるべく少ない人数のクラスに、多くの先生であたるのが、良いに決まっている
だから、収入と支出のバランス「コスト・バランス」の中で、どこに「より良い落とし所があるか?」を経営者は、常に考えていなければならない

確かに今までは、小学校&中学校(ほとんど、公立の高校も)は「お上が決めた」通りにやっていれば良かった
だけど「学力の低下」が叫ばれている昨今、文部科学省も動き出している
けれど!?申し訳ないが、直接「教室に入ったこと」「生徒に触れたことのない」お役人は、やはり(Q風)時にトンチンカンなことを言い出すことになるに決まっている!?
かつ、自分たちの考えていることは「絶対に正しい!!」とか思っているから、始末が悪い

確かに、多くの情報が文科省に上がってくるようになっているのが、いまの日本のシステム
だから、一番「情報を持っている」はずだし、そこで大局的な「考え」が見え易いトコロであることは確かではある
だけど、そこには「教育現場」そのモノが集まっているワケではない
いくら新築された文科省のビルでも、そこに「日本中の現場」が押し寄せたら、それこそ山の手線の内側が、校舎でうまってしまうだろう??

むかし西武鉄道の社長の○さんは、新しいホテルのカーテンの色まで決めていたらしい!?
いまのシステムは、それと同じように、事細かに日本中の津々浦々の学校に「計画書」と「報告書」を書かせて、その「バランス・シート」が文科省に集まり、担当部署のヒトは、すでに「書類の山」の中にいる...
もし、それが実物だったら??

だから、意外と関係者の999/1,000が、そんな状況はオカシイ!!と思っている
たった1/1,000の人間の「勘違い」で、世の中、多くの無駄とストレスが溜って行く!?
それもさて置き(って、置いとけない話しだけど)...ここでは「本題」とは違うから!!

スケール・メリットの話しに、
基(もとい)!!

「コストを掛けない!」を追求すれば、体育館に生徒を1,000人くらい座らせて、授業をする!?ぐらいのことをすれば、トッテモ効率的
それこそ地方の街では、たくさんの学校を統合して、片道1時間ぐらいの範囲(ペアレントがモンスターにならない程度)で、バスを走らせて生徒を集めて、体育館に入れてしまえば、コスト・ダウンは著しい
だけど、それって「本当の教育ですか?」って話しになる

また、そこで教えたことが、その後の子どもたちの人生で待ち受けている「国際競争」の渦の中で、対抗できるんですか?って話しにもなる

今どき「大きなこと(だけ)が、イイことだ!」と思っているヒトは、やはり(Q風)1/10,000位しかいないはず
だけど、そんなヒトが、永田町とか霞が関とかに、巣食っているからオカシナことになる
しかも、踏ん反り返って??
各省庁のより現場に近い職員だって、毎年まいとし「書類の山」になるのには、ウンザリしているはず
その省庁に入ったときは、もっと夢を持って「自動ドア」を開けたはず

それこそ、その地域で決められることは「その地域に任せてしまえばイイ」って思っているヒトは、9,999/10,000位の割合でいるはず
あとは中央で「どこまで」をハンドリングするか?の問題

そう思っている職員は、どのスケールの「お役所」でも、結構それに近い割合でいるはず
10人とか(あり得ないけど...)しか、職員がいない処では「0%」だったりして!?
そして、いま「無駄働き」になっているヒトを、ちゃんと収入があり、もっと必要とされている仕事に、どのようにしてスムーズに移行させていくか?の話し
それが見えないから、みんな「今の場所に、我慢しながら居座っている」に過ぎない
アタマを抱えるポイントがズレている

まずは、それを判断できる立場のヒトが「スケールの大きい、メリットのある判断」を見つけ出さなければ、この日本は、やはり(Q風)動いては行かないんじゃ、あ~りませんか??

ヒトの幕の内弁当の隅っこを突っつくようなことを、何時までもやっていては、何も始まらない...うちに終わっちゃう!!