hot_eyes 雑記帳

オフィスに掲載しない「小ネタ」を描く場所

     リスト まとめ You TUBE

しかく or License


資格い社会(しかくい・しゃかい)/ライセンスな社会

いまの世の中、誰かが作った規定に合わせた「しかく」が無ければ、出来ないことが多い
イチバン身近なのは「自動車運転免許」

現在は、基本の「普通免許」のほかに、いくつかのカテゴリーに分かれており、主に乗る種類に合わせて、自動車学校などに通って、免許を取りに行く
その昔、これほどドライバーが増えると思われていなかった時代は、普通免許を取れば、バイクの限定解除の免許も、みんなに、もれなく付いてきた
約40年前のお話し

一度上げた免許を取り消すのは、難しいから「本当に、いま運転できるか出来ないか」に関係なく、ちゃんと更新すれば、一生もの
だけど最近、高齢者の「唯我独尊」丸出しの運転が目に余る!?と、運輸省も思い始めたと見えて、65才以上のヒトに、免許証を返納したら「10%の割引券」ほい権利を上げるから、返して頂戴!!とか言っているらしい

基本的に、いま北海道に住んでいて、本人も「危ない」と思ってるけど車の運転をしているヒトは、必要だから運転をしている
それこそ身体の一部「足」として、ほかに交通手段がないから、乗っているヒトが多い
いくら、それを取り上げようとしても「必要に迫られているヒト」は手放さない

逆に、財布に余裕のあるヒトが、ホイホイ返納して、その恩恵に与(あずか)ることになる
ちょっと、これって「格差の拡大だ」と、思いません??

それはさて置き、四角い問題

いま色んな「偽」の問題が噴出している中で、安穏としている人びとがいる
それは「書類偽装」を見破れなかったヒトたち
あるいは、「問題を引き起こしてしまった人たち」に免許を認めた立場の人たち

現在、書店では「死角盆」
もとい!「資格本」なるコーナーがある

「競争の社会」では、何かをやるにも他のヒトと差別化してもらうために、明確な違いを持っていなければ「その違い」を解ってもらい辛い
また、人事部などの
ヒトを選ぶ方でも、応募者多数の場合は「資格を持っているか、どうか」に、まず選別の「ライン」を引いている場合も多い

一方では、世の中には「資格マニア」なる種族も生息している
彼らの財布やカバンの中には、話しのネタとしての「資格」も含めて、色んな免許証が入っていたりする
それはそれで「生涯学習」あるいは「ボケ防止」のためには、取得する過程に意味があり、ある事には問題ない

けれど、色々な分野で、問題が起きているところでは、いちおう「許認可はされた」業者なり、大企業が
問題を起こしている
それって、どーよ!である

本来、問題を起こさない証明としての「許認可」
それは「許して、認めて、可能にした」証明のはず
それを出したヒトの立場は、どうなのよ?

確かに問題を起こした企業は、100分の1とか、1,000分の1社という確率かも知れない
けれど、あまりにも社会的にダメージの大きい「偽」ではないのか?っていう話し

みんなが、今まで「いい加減」にしていたことに「襟を正してもらう」良い機会とかだけ思うのは、あまりにも、他人事ではありませんか?
確かにモノ事には、それを出来るある程度の「水準」が必要

現在、日本では「成人は満20歳から」で、色んなことが認められることになっている
オトナの基準は「年齢のみ」
「大人の試験」ていうモノもないし、明確な「管理職適性試験」なんてモノもない...

いまは「少子化」で対象になる人数が減ったとは言え、その対象が「国民全員」だから、あまり細かいことは言えないとは言ええ、実際は世の中に、あまりにも「子供オトナ」が多すぎると思いませんか?
あるいは、役不足なヒトたちの嵐

色んな処で、この「資格」にマツワル出来事が多すぎると思いません?

色んな「死角」の向こう側に、四角いビルから一歩も出ないで、書類だけ見ているヒト達が見えます...
自分が出す「四角四面」が実際に、どういく場面で有効に働いているか知らないヒトが、書類の山の中で、判子(はんこ)を押しているのが見えると思うのは、私の妄想??

一方では、その小奇麗なビルには全くの関係ない、薄暗いアパートで、その道何十年やってきたヒトが急に免許が必要になって、今まで読んだこともない「四角盆」に一生懸命に水を溜めている様子が見えるのは、私だけ?


人間の証明

その昔、斜陽化した映画界に風雲児として現われた、KADOKAWAがフロデュースして、大ヒットした映画
原作のSEI-ICHIも、不動の地位を得る「本」を書いた
あの、出演最後の映画「Black Rain」で鬼気迫る演技をしたYUSAKUが主演していた...

だけど、この分野だけは、誰も他のヒトに「資格」を出すことは出来ない
「Permission or acception or License」を出すことは出来ない

ヨーロッパでは16~18世紀に「魔女狩り」という、それに非情に似たことをした歴史があるし、○朝鮮とかでは、それに似たことが今でも行われているらしい
日本にも「踏み絵」という歴史もあった...けど

in  the Dream Story of
夢物語では !?

あの世が有って、そこの主の閻魔(えんま)大王が、四角い机の前で大きな印鑑を持って待ち構えていて、その後の行き先を「決めて」くれる

上に行ければ「天国」
下に行けば「血の海」の地獄

だけど、いっそのこと閻魔大王に、この世に出張って来てもらい、みんなが本当にこのヒトに「人間の証明」を上げてもイイのか?っていう疑問なヤツを判断して欲しい
そいつの前で、山積みの書類(悪○三昧状)を左手に持って、その稟議書に「可」か「不可」かの判定の判子を押して欲しい!!
と、本気(マジ)で考えているのは、私だけではアリマスマイ

「自分のことは、自分がイチバン解っていない」のは、社会的地位の「エラさ」加減とは、別次元の問題でもある
and 誰も注意をしてくれなくなった貴方は「要注意」です??