hot_eyes 雑記帳

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「その他」の意味


何かを「解る」ためには、そのヒトの中で「分ける」つまり「分類」の作業が行われている

例えば、男と女

「男」を解るためには、それと違う「女」がいなければ、ある面「男」は存在しない
つまり「女」がいるから「男」がいる??

原始生物の中には、基本的に「メス」しかおらず、生殖つまり「新しい世代」を作らなければならないときに、いきなり?「オス」が現れて交配して、新しい世代が生まれる
魚の仲間でも、子どもは「メス」しか生まれないものがいる
そして、ある日、突然!?身体の大きいのが「オス」になって交配する

昆虫の世界で、その社会のシステムがある面、完成されたものを持つ
「蟻(アリ)や、蜂(ハチ)の世界」

彼らの社会は、クイーン蟻や女王バチを中心に、その世界は廻っている
その中で、何名かダケいる?「オス蜂」は、巣の中をウロウロしているだけ
花のミツを運んだり、幼虫たちの世話をしたりで、一生懸命働いている
働きアリさんや、はたらく蜂さんは、みんな「お嬢さん達」

あまり注目を浴びないので、知られていないが「必要以上のオスは、幼虫のうちに処分」されているはず
確率でいけば、1/2の確立で、オス&メスは生まれてくるはずだから、そうだと私は思い込んでいる
だけど、遺伝子のレベルで、オスの生まれる確率が低く「進化」しているのかも?

だから、一見、オスは何の「存在の意味」も持たないように見える
だけど、ときたま、他の巣に紛れ込んでみたりする?から、近親相姦...じゃなくて近親交配がなされないですんでいる
そんな波久礼(はぐれ)オスがいるから、種としての劣化が保たれている...はず

だから、美談として、未だに涙を搾る「ミツバチ・ハッチ」は母を探すのではなく、行け!シャーシャーと他の巣に紛れ込めば良かった!?というのは、突っ込み過ぎ!?
あれはあれで、フィクションだから、この話しとは、関係なし


ある種、人間の一歩手前の「お猿さんたちの世界」でも、オスは偉そうにしているけど、大方のオスは虐げられている
「群れ」の中には、ボス猿が1頭いれば良いから、それ以外のオスは「はぐれ雲」
ボスになれない者は、群れを離れるか、その周りでウロウロするだけ...

ある種「種の保存」のためには、生物的な身体の強さが必要
だから、そのための「体力勝負」の勢力争いで、その序列を決めざるを得ない
だけど、最終的には「お譲さんたちの井戸端会議」で、ボス猿が決まることが多いらしい

それらは、さて置き...男と女!?

もし、
人間社会が「男だけ」「女だけ」であれば、Man & Womanの区別は必要ない
もし、そうであれば、すでにその「名称」すらも存在していない
現在は、色々な機械や機会があるから、そのボーダーも揺らいでいることも、確か

単に「男」が体力的に「女」より優れているだけで、それを「違う」というのならば、モビル・スーツを着た対戦?になれば、その違いは意味を無くす

また今、マラソンの世界で、そのタイム差は数分になっている
もしかすると、持久力勝負!!では、レディースの方が上なのかもしれない
子どもを産むことの出来る「母」は偉大であるから...

ただ、短距離の世界、例えば100mでは、やっぱりカール・ルイスに勝てるレディースは現われないだろう
何時か、タイム的には上回れるヒトが出てくるかもしれないが、その時点でメンズの記録は100分の1秒でも、その先を行っているように思われる!?

だから「身体能力」という部分でも、その尺度を変えれば違いは「小さく」なる
だけど色んな意味で、まだまだ「男と女」は必要ではある

それはさて置き、本題に基(もとい)!!

ヒトは「何だか解らない」あるいは大きく分けて、2つとかするときには、その尺度では「分類できないもの」を
『その他』に分類する
だけど、それを「粗末に扱っている」と、しっぺ返しを受けることになる

ひと頃の流行(はやり)言葉の「隙間(すきま)産業あるいはニッチ産業」
あるいは今で言う「ベンチャー企業」

それは、今までの分類では「その他の分野」にされていたところに、新しいモノが生まれ、いつの間にか勢力を伸ばして、1つの分野になったもの
パソコン業界やマンガ産業は100年前にはなかったもの
だから「その他」を侮(あなど)ってはいけない

ただし「ほりゑモン」とか「グッドウェル」は発想は良かったが、それ以外のところで余計なことをしでかした
あるいは初心を忘れて、調子コイテ!?「追い求めるもの」を間違えたから、今は地平線に消えている
「ミート・ホープ」も、そこで開発された技術は評価できるが、周りにいた身内がそれを駄目にした...だけ

いつの時代も、その「その他」の中にあった宝を見つけ出して、伸ばしたから、社会全体が発展した

だから世の中を、白とクロだけ、あるいは紅白だけに分けているだけでは、この世の中は廻らない

ヨーロッパには今、そのことに気づいたヒト達がいるから「ユーロ」が高くなった
まだまだ、それに気づいていないヒトや、パパラッチとかがいる!から、予断は許さないが、確実に「前へ」進んではいる

そのキッカケを作ったのは、極東の日本文化の「風」のはず
それが回って、西から風が吹いて来たのなら、それを遮(さえぎ)るのではなく、
それをもう一度、東に流していけば、何時かは、また西から風が吹いてくる...

それが、丸い地球の持つ「風の理」でもある