あさしょうりゅう／はくほう
あるいは「青い龍 vs 白い鳥」の決戦
夏場所千秋楽の最後の一番は、ちょっとだけ歯切れの悪い終わり方をした
だけど、二人とも「それこそ真剣勝負」の最後の一瞬のところがはっきりしなかったため、「睨めっこ」をやっちゃったけど、
プロレスの様に乱闘にならないで、ちゃんと「お互いに、礼！」をして矛先を収めた
ちょっとだけ、白鳳の方が余計な事したから、
北の海理事長が「注意」をして、すべて終了
だけど、トンチンカン!?な、外野のマスコミは、もう少し余計な事をしたいらしい
確かに、ある種「在ること、無いこと」並べたて、あるいは「それなりに分析して」囃し立てて、それで視聴率をとったり、紙面を買ってもらわなければならないから、仕方が無い
だけど「龍虎」っていう、スッゴくイイ名前のヤツ、
そんな「内の人!?」まで、調子コイテ、あれこれ言葉を差し挟む必要はない
ちょっとだけ、土俵での勝負より口の方が上手だったからと言って、
以前「仲間だった大相撲」を、あの様に批難してはイケてない
だから、相撲協会に居れなくなった??
DO! 視ても、
誰かを処罰する必要があるのであれば、やっぱり「両成敗」か「白鳳が悪い」にしなければならない
今回の「北の海理事長の判断」は、まったく以って「正しい」
あの一番の流れを見ていれば、理解できるはず
せっかく「ビデオ撮影」して、スローモーションで見ることが出来るのだから、シロウトさんでも、ちゃんと分析できるはず
まず、あのイチバンは「千秋楽の最後の横綱対決」
優勝が掛っていなくても、お互いに「相撲界を背負っている！」という自負心は高く、かつ武道家であるわけだから、常に土俵の上では「真剣勝負」
その気合いは、尋常ではない
ただし、お互いに万全ではなかった
つまり白鳳の足の具合は、相当に悪かった
たぶん、ほかの三役や平幕なら、休場しているぐらいの怪我
通常の白鳳であれば、あの朝青龍の「肩透かし」で、体が落ちる筈が無い
だから、朝青龍はもう少し続くと思って、もうひと押しをした...
たまたま、角度が悪くて、顔をハッタようになってしまった
白鳳にすれば、一瞬「ワザと殴られた」って思ったから、条件反射的に払い退けた...
だけど、二人とも相撲界の看板を背負ってしているから、それ以上のことにはならなかった
これが、他の格闘技であれば、殴り合いになって当たり前
結局、そんなことにはならなかった
以上！である
確かに、現役の頃から、北の海理事長は「無口」だった
未だに、話し下手なのは、変わってはいない
それについても、今更とやかく言っても、ショウガナイ
その話し下手が、これ以上の「何らかの説明」の発言をしたら、それこそ、横綱の権威を落とすだけ
理事長として、当然のことをしているだけ
そんな流れを、ちゃんと分析できないで、その道のブロの人間が下した裁定に、これ以上「口を挟む」のは、デシャバリでしかない
外野としては、あとは、次の場所まで二人とも怪我を直して精進し、良い「土俵」を見せてくれるのを祈るのみ
それ以上の、報道は単なる「蛇足」である
蛇には足が無く、すでに腹を土に付けているから、すでに負けている??
以上、お仕舞い
