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Story of 花鳥風月 - 風の巻 -


植物界の「進化系」のランキング!?で言えば、種子植物 がイチバンの進化形か?
その種子植物は、基本的に色んな花を咲かせる

そして、主に昆虫類の羽のあるヤツラ?を、誘(おび)き寄せて、果実なんかと一緒に「種」を運んでもらって、子孫を広めて行く...
あるいは、花粉を運んでもらって、遺伝子の交換をする
また、恐竜時代は、肉食なヤツが大手を振っていた鳥類たちも、そんな花たちに惑わされて、彼らの片棒を担いでいる??

「花鳥風月」って書くと「鳥」が主役の様だけど、鳥(ちょう)は蝶(ちょうちょ)に通じ、どちらかというと「蝶」が書き辛いから「鳥」になった?
だから本来は、昆虫が主役か?

しかも、日本人の感性として「儚(はかな)い」っていうことは、重要な要素であり、
蝶の命短し... な感じが、何とも擽(くすぐ)られるモノである
そんな中「風が吹く」ことによって、儚い蝶たちも、ときに何千キロの旅をするモノもいる

そして、古くから、人間も「歩く」という行動以外にも、舟に乗って、思った以上に、大きく移動していた模様!のようだ
イメージとして、シルクロードとかの「地上の道」を移動した者の方が、歴史上「色々な記述」によってクロースアップされている
しかも、記録としての「歴史」は、それを必要とする場合以外は、残されないのが常
だから「人間の過去」はそれしかない!って思われている ...だけ

けれど結構、船よりも小さい舟に乗って、人類の種族は、よりダイナミックに動いていた様に思われる
それは、地球上を吹く、色々な風によって運ばれて行った...

確かに「アリとキリギリス」の物語のように、
何かに備えて「何かを溜めて置く」という行動は、未来に対して、より生き残る可能性は高くなる!と思われる
だから、シルクロードなんかを進んだ種族は、その「棲む&住む」場所の移動した距離は短い
また、どちらかと言うと、モノゴトに対する蓄積、例えば「気象に関する情報」なんかは、そんなモノ何の役に立つの?ってモノまで、残されている
ときに、色んなファンタジーなんかも残っている

だから「記述されたモノ」っていうことを重視した場合、それが無い!場合は、その歴史は無かった!っていう解釈が成立する
けれど、それを必要としなくても、生活できる!のであれば、そんなモノは残ってはいない??
口述で伝達出来るのであれば、文字は必要ないだけのこと

だから最近、より考古学が発達した中で、
色んな人間の痕跡がアチコチで見つかっている

日本の古代史上に現われる「熊襲(くまそ)」なり「隼人(はやと)」など
それは、大きな括りでの「日本人」というものの祖系にあたる「和の民」とは違う、
その「和の民」に、出会った時代には言葉も違っていて、理解されなかった存在

また「和の民」が、大陸から稲を持って日本列島に移住して来たときに、
すでに関東あたりから以北に住んでいたはずの、いまのアイヌ人に通じる、
それこそ
「蝦夷」という、和の民にとっての「未開の地」に住んでいた民たち
その向こう側には、オホーツク人もいたらしい...

そんな色んな存在が、そこには棲んでいた

どういう経路を通って来たかは解らないが、九州が本拠?の「八幡の神」は海の神であり、中国地方の日本海側の「出雲の神」も海の神である
一括りに「海の神」と言っても、色々なタイプがいる(≒いた)

もし「人間の祖は、アフリカにあり!」が正しいのであれば、
今までの、大きな括りとしての「狩猟民族」&「農耕民族」という括りのほかに、
「海の民」という民族も、より大きな括りとして存在する様に思われる

それは、イスラムの民にも通じる、ユーラシア大陸の海沿いを、舟で移動した種族
それは、九州&四国地方の太平洋側を北上して行った...

また、それとは別に「山の民」という、どちらかと言うと「山の恵み」を追っ掛けて、移動した種族
「狩猟民族」と行った場合、ヨーロッパ人をイメージするが、それとは違う、
山伝いに移動した、どちらかと言うと「草食系」の黄色い顔をした種族がいた
それは「チベットの民」などの、山岳信仰を持つモノにも、繋がって行く存在

そして、色んな経路を通って移動して来た種族達が「日本列島」という場所で、もう一度、出会い直した

確かに、多分に「技術革新」という風によって、ヒトの移動は引き起こされている
けれど、その遙か以前に「脳」という、遊びたい!あるいは新しいことを知りたい!っていう「欲の根源」の臓器をしまった人間の中の「冒険者たち」は、もっと大きく動いていた

黄色人種、あるいは日本人は今まで「単一人種」と思われて来たが、もっと複雑な傾向を持つ
色々な種族がいて、それぞれの地で、色んな出会いを行って来ていた
大陸に繋がっている地域では、より空間的には離れて住んでいられたから、
より「純粋種」としての傾向を持つ存在でいられたに過ぎない...

そして、日本からのブラジル移民が 100年前に始まった
スペイン語の国が多い、中・南アメリカの中で、唯一
「ポルトガル語」が公用語のブラジル
そこにも、違う道を歩いた多くの黄色人種がいたから、必要以上の対立(≒大量虐殺のようなもの)が無い形で、移民が出来た...
ハワイ列島への移民も、然り

ときとして、その先頭には「海の民」系のヒトが立っている??
明治維新の始まりも So! だった

ちょっとだけ、最後のシステムを構築するときに、
日本人の大方の、守りに入り易い「和の民」の良くない傾向が強くなり過ぎたのと、
それまで被害妄想っぽくなっていた「山の民」系が余計なことをしたから、
収拾が付かなくなった

それが今日にも続く「不協和音」な状況を作っている...
それぞれの「個性を活かす!」そのための、システムを構築出来ないまま、
余計な海外進出を行ったから、色んな傷跡が残っている...
それも時代の流れではある ...が。


いま!民族のアイデンティティが注目されている

けれど、こと「日本人」のことを考えた場合、すでに、色んな「種族の掛け合わせ」である場合が多いから、何となく「大人しい(≒らしい)」し、個性を主張するよりも、それこそ「和を尊ぶ」のか基本?
また一方では「平均的な日本人」というモノを、イメージは出来るが、実際にはそんなモノは存在しない
どこかが微妙に、みんなが違う
つまり、それぞれに、何らかの「個性がある」

確かに、確率の問題、あるいは人口分布図っぽいもので考えれば、
どんな尺度で測っても、殆どのヒト、
その8割ガタは、通知表の「3」のところにいる
けれど、どこかでちょっとづつ違っている

だから、その違いを「評価するか、しないか」の尺度の当て方、そのやり方の問題でもある
つまり、どんな尺度、メジャーでモノゴトを計る&量る&測る(≠謀る)か?である

ときとして、みんなが So! だよネっていう「社会的評価」っていうものがあり、
なんでもかんでも「効率化&マネー化」の現代では、
それが「金」に結び付くか?で計られ、そのヒトの人生は大きく違ってくる...だけ??

それこそ!「アメリカは、人種の坩堝(るつぼ)」とか言われているが、
そんなモノよりずーっど前、すでに約1,000年は昔に、日本では「坩堝化」が行われていた

何度かの「痴話ゲンカ」っぽいことは起こっていたが、どうにか纏まってやって来た
だから、色んな属性&傾向を「内」に持つから、手先が器用で、ヒトマネが上手になる
色んなモノコトを自分の中に吸収して、応用を利かせることができる

確かに、時に「新しいモノゴト」は、困難を乗り越えるときの「知恵と工夫」によって生み出される
平平凡凡、変わり映えのしない、安定した場所では、新しいモノゴトは生まれ出し難い
だから、鎖国していた頃は、それこそジパング!っていう「楽園」だった

確かに、天変地異などで飢饉(ききん)の頃や、馬鹿野郎なヤツのせいで可笑しな時代はあった
けれど、色んな大陸で起こった「人間同士の争い」の歴史から比べると、平和だったことは確かなはず

ときとして「江戸時代は百姓一揆がたくさん起きていた」とか「士農工商は良くない制度」とか
そう言われて来たのは、今の方が幸せ!っていうことを強調したいがための、
その後の政治屋たちの、脚色な面が強かった ...はず
... だから(&だけど)、地球っていう規模での、時代の流れに取り残された

そして折角、終戦後の混乱期を乗り越え、色々とみんなで頑張って時代の流れに追いついた
「昭和」っていう時代

その後期の、その時!に
「その次の時代、新しい世界を創る」っていうテーマを、世界に発信できる立場にいた

... なのに、要らない!農耕民族的発想に囚われた「土地はカネなり」なんて思って、
「土地」に必要以上の価値を持たせてしまって、バブルって弾かせた!

未だに、その傾向が残っていて「地方」は、知力&体力を失い続けている
東京の一人勝ち状態の、常態化?

だけど!

まだまだ、世界には持たざる者がたくさん居る時代だから、
新しいモノを創って売るっていう時代は続いて行くだろうが、
それが行き渡った後の世界をイメージして、それから Do! する?っていうことを考えないと、
また同じ!バブルを弾けることになる

「エネルギー(それは食べモノも含む)」は、再生産されなければいけない

それ以外のモノは、ドンドン作って、ゴミにして行けば良い!?というものではない
使えるモノなら、勿体無い(MOTTAINAI)で、なるべく使い続ける方が良いに決まっている??

「新しいモノを作るだけ!」が正しいこと
そんな価値観だけの尺度で、世界が出来ている&動いていること

そんな考え方&型を、変える(≒CHANGE)!
そのことをしなければ、この世は「ゴミ&芥&塵」だらけに、狎って終う

花が咲き、鳥が飛ぶ

その関係を循環させる、繋げる「新しい風」を吹かせなければ、この世は闇化する...

確かに、モノゴトは分析しなければ理解できない
その技術は否定してはいけない ...けれど、

何時までも「技術開発オンリー」の、アメリカ的発想から脱却しないと、
新しい世界は、観えては来ない...

けれど、その答え、あるいはヒントは、すでに「我々の仲に組み込まれて」いる


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