hot_eyes 雑記帳

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御墨付き


おすみつき

どうも日本人は「自分で判断する」のが、苦手あるいは自信(≒ときに自身)が無いのか、顔に墨を付けるのが好きなようである
昔は、羽根つきなんかで、顔に墨を塗られても笑って居られた

長いものには巻かれろ
ある種、温和な性格の島国ニッポンでは、角をたてるよりも、なんでも「まーまー」言っていれば、丸ーく収まる場合が多い
自分が我慢すれば!?って思えば、時が解決してくれる...多くのヒトはそう思っている

だけど、中には自分は偉いって思いたい、思っているヒトは必ずいる
だから、自分が「長いモノ」だと思っているヒトは、
泥を塗られると怒るヒトがいる?

商品の「偽装表示」の問題

確かに、船場吉兆の場合は、一度「お客さんに出したモノをまた出した?」は、衛生面でどーよ?だし、創業者の湯木貞一さんの顔にドロを塗ってしまったのだから、辞めざるを得ない
すでに、ブランドに乗っかっていた、経営者のココロが病めていた?

ブランド王国

確かに、世の中には「本物」はある
長年、色んなヒトがソレを使って観て、安心感を得ることが出来て、同じモノを買うなら、このブランドを買うっていうヒトが増えて行った、それこそ「定番」になったモノたち
そこには、作り手のココロがあった

確かに、日本人は同じモノをコピーするのが上手いし、巧かった
ここ数年、中国や東南アジアの国の「コピー商品」の問題が、いわれ続けて来た
だけど、それは20年前までの日本への評価だったし、出来あがった「そのモノ自体」は、幾らでも今の技術ならすぐ同じモノを作ることは、可能になっている

けれど「オリジナル」には、それを生み出した発想力に価値がある
それの見極めをどうするか?の問題

あちこちで、色んな「ブランド和牛」が犇(ひし)めいている
それ以外の分野でも、我こそは!って、みんなして色んなブランド商品を創っている
確かに、そこには「創り手のココロ」があるから、いいんじゃない1?な感じ

「大量生産&大量消費」の時代が終わり、西洋カブレしなくなった世代が生まれだし、みんなが「モノづくり」に鎬(しのぎ)を削り合い出した
それは、とっても良いこと

はっきり言って、牛肉でいえば「飛騨牛」でも「オーストラリア産」であろうと、電化製品でも「日本製」か「中国製」かで、食べるなり使うなりする段階においての「違い」はほとんどない
確かに、不良品の紛れ込む可能性は、やっぱりまだまだ日本の技術には追い付いていない部分があるから、それは「日本産」に軍配が上がるが...

それにしても、その価格における「差」が其処まであるのか?っていう問題がある
それを造り出すための「コスト」をどれぐらいに考えるのか?

オーストラリアにしても、北アメリカ大陸にしても「土」に無理をさせ過ぎたから、干ばつになっている
「サムプライム問題」が引き金ではあるが、農業国のアメリカが、その体力がなくなったから、ウラで色々やっている??
自分たちが偉い!って思っているヤツらは、あの手この手で「利の追求」してくる...

それは、さて置き !?

洞爺湖サミット

マスコミ各社、一生懸命「温暖化がイチバン!の問題」とか言っているが、世の中はもっと複雑だし、もっとも重要なのは「食糧問題」
モノゴトを「エネルギー」で括れば、ヒトの「食べ物」もその一つだし、エネルギーの土俵に上がっちゃう
また、札束だされりゃ、より高く買ってもられるところに、売りたくなるのが、人情ってモノ

「競争の世界」であれば、それが当たり前

それが、島国ニッポン人の案外、理解できない世界
だけど、その世界に巻き込まれているのは、確か

なにはともあれ、まずは「お墨付き」されたモノを、盲目的に信じるココロ
本当の「問題」は、日本人の、そのココロの中にある...