なんとなく、3つ揃って目出度い!って感じ
だけど、鰻(うなぎ)屋さんへ行って、メニューの中から、どれでもイイから「どれを選ぶ?」って言われたら、たぶん!?10人中8、9人は、松のうな重!を選ぶ様な気がする
私も、その前に何かを相当食べていなければ、財布と相談して「どれでも良い!」って言われたら「松」になる...
逆に、そんなときに「梅」を選んだりしたら、どうして?とか聞かれてしまうから、それも面倒なので、ちょっと控え目な「竹」なんかを選んで見る??
やっぱり、何らかの「順番」があったなら、一番良いモノを手に入れたい !! っていうのが、人間の性(サガ)
また、同じ値段で、同じモノなら、手垢の付いていない、ちゃんと箱に入った「新品」が良い!とか思う
春咲き(≒先)の花見をするなら、桜と梅の、どっちが見たい?って訊かれたら、今の日本人なら、多くのヒトが「サクラ」って答える!?
だけど「色合い」の面からいうと、梅の方が「鮮明な赤」を発色しているし、
日本人のココロな「盆栽」の世界なんかでも、梅の樹の方が、枝ぶりと花のバランスなんかは取り易い!?から、多くのヒトが愛でたりしている
... そして、世の中が「松ばっか!」だったりしたら、それの良さが解らなくなるカモ?知れない
いま中国が燃えている、そんな「北京オリンピック」の表彰台の順番
「金・銀・銅」... その他の入賞?
あるいは「大中小」「L・M・S]「赤・青・黄」
何かを「選ぶ」あるいは何かの「結果」そして「サイズ」 ...etc.としての三種類
2つだけ!例えば「善悪」または「良い悪い」「○×」「白黒」...etc.
の2者選択だけ!だったら、そのどちらか良い方でなければ、何となく、ちょっとショックがデカイ
だけど、3つあれば、少しは「気持ち」が納まる様な気もする??
あるいは「鶴亀」「紅白」「甲乙」などの、決着が着け難いときなんかは、
その「選択の理由」を付け難い!?から、気持は「メンドクサイ」...!?
そして、話し戻って「まつ」
「三保の松原」なんかに代表される、松並木なんかは、
江戸時代の「日本の風情」の代表選手だった
そして、確か、他の樹木に比べると、松の成長速度は遅かったはず
また、砂地なんかの「土地が痩せている所」に、彼らは棲んでいる...
だから、以前から「松」は「待つ」に通じる!とか思っていた
だから×2
それは、何か準備されたモノを選ぶ立場で有れば、最初に「選びたいモノ」の代表になった
動きが遅くて「間」が大切な『能の世界』の背景になった
だけど、自分で「まつ」を行うのは色んな意味で、イチバン難しいこと
だから×3
で、順番を付けるなら、イの一番が「松」になった??
猛々(たけだけ)しい!のは、案外「普通」に出来ること
「勢い」があれば、後はどうにかなるし、それが無ければ楽しくない??
だから、真ん中
ひっそりと、たけど何処か存在感のあるのが「梅」
そして、塩漬けにした「梅ほし」は、ご飯に良く似合う、日本食の基本
また、塩梅(あんばい)は、これもまた難しいから、描いとかなくちゃ!で、イチバン控え目な3番目
だから!3つ揃って、目出度いんだ!って、勝手に思っている