hungry ≒ 飢えた、空腹
日本人が好きな精神論の、もう一つ
「フェアプレー精神」と双璧で、よく語られる言葉
けれど、高校野球の選手宣誓なんかでは「フェアプレーの精神に則り~」なんて高らかに宣言するが、誰も「ハングリー精神に則り~」なんていうフレーズを言うヒトはいない
もし素直な少年が「精神なんだから!」と思って、ハングリーな原稿を書いたら、お偉いさん達に「口止め」され、そんなことを言っちゃった日にゃあ、それを監修したヒトが始末書もの!?だったりする
まして、他のヒトに「ハングリー精神」を求めるヒトに限って、噂話しの場でしか、持ち出そうとしない...
最近の「相撲取り」には、ハングリー精神が足りない
朝青龍なんかは、金持ちになったから、ちゃんと相撲をしない
もしかすると、おカネで白星を買っていたんじゃないの?
...そんな話しをするヒトに限って、自分がお金持ちだったりする
そのむかしの「相撲界」の成り立ちから考えると、其処は、子供達がたくさん生まれる時代の中で、三男坊以降の家督を継承できないヒトが「食」に有りつけるための一つの「職」だった
言うなれば、世襲制の社会システムの中での「失業対策」の1つのシステムであった
そして、実際「腹いっぱいメシを食わせてやる」って言うのが、スカウトの殺し文句だった
今の親方衆や、その上の多くの役員さんたちは、そんな流れの中で相撲界に入っていった...
だから、オマンマのため!って思って、一つでも上の番付にならなければ、美味しいメシに在り付けない!
そういう状況を作らないと、ヒトは一生懸命、稽古をしないのが当たり前って考えてる
それが転じて「腹ぺこ」じゃないと、頑張らない!ってことにすり替えられた!?
空腹にさせておいて、メシ!っていう、ニンジンをぶら下げないと、ヒトは一生懸命にならないっていう精神論
それは一方では、「人間は誰もが、怠け者」だから、財布を太らせてはいけない!
目の前に、カネっていうヒカリ物をチラつかせながら、それを渡さないで何だカンダと入って貯め込んで置く
本来、本人が受け取るはずのおカネをプールして有ったのに、マネーゲーマー化した、お役人たちが、スッカラカンにしたのに、知らん顔をしている ...!?
誰も、その説明や結果責任を追求しない
それを、常にそのココロの中に隠しているのが、持っている者、自分たちの「安」だけを貪っている者たちである
一度、本当の「ハングリー」を味わえば、変われるかもネ ...!?