hot_eyes 雑記帳

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Water


北見市が「水」で困っています

日本人は「空気」と「水」はタダだと思っている
「当たり前」のように、それは準備されているものと思っている
それが止ったときに初めて、その有り難味を知る

人類の歴史の一つの側面は、「水との戦い」あるいは「それとの共生」であるとの言えるだろう
我が町・美幌も2つの河が合流する地で、その町史を読むと、その初期の記述には毎年のように「水害」で始まることが多い
一方では、高台の「報徳」地区では、水源を探して多くの「井戸」を掘ったことも書かれている
また海抜が低い「瑞治」地区では、有り余る「水」対策の歴史がそこにはある

それは「ダメ」と思うココロとの戦いである

美禽橋の後藤翁の仲間が開墾した地なども、毎年のように、その努力を一瞬の内に消えさせたのは「河」であった
しかし、その地で人間の歴史があり続けられたのは、ダメだを思うココロを克服する「強い意志」とそれを共有する「仲間」の存在だった

そんな歴史が美幌には、そして北海道にはある
それは他の内地の地域より、近い歴史の中に「存在」する

我々はその「ココロ」を引き継いでいるのだろうか?