hot_eyes 雑記帳

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「だけ」の論理


なるべくなら、自分が理解している範囲「だけ」、幸せであれば良い
※ときに「理解=コントロール」と置き換えることも出来る...

だから、

その外側はどうでも良い
「ウチと外」
そこには、大きな「ライン」が存在する

そこには『排除の論理』が働き、
その外側は、「自分が」あるいは「自分を」飲み込んでいるかの違いの世界
それの関係が固定していれば、なお自分にとっては「分り易い」

小さい順に並べてみると、

「血族」繋がりで言えば、
自分だけ
家族だけ
親戚だけ...

あるいは自分の所属する
友達だけ
仲間だけ

会社だけ
自治体だけ

そして
自分の国だけ
最後は「人類」だけ...

そうやって「色々な範囲を限定」して、「その中だけ幸せ」であれば良い
できれば、そのソト側は自分たちに従属して、コントロール出来れば、なお楽(ラク)
(一方、従属させられた側は、溜っていく「恨みツラミ」を、いつかハラシテやる機会を待ち続けることになる...)

だから、自分が理解できるカタチ(ときに「主従関係」)で、世界が出来上がっていれば良い

そこには「ヒエラルキー」といえるピラミッドが存在する
自分が、どこにいるか?
それが分かれば、上位には「舌を出し」、下に対しては「足下にする」

あるいは「無視」
知らなければ、楽

それが今までの「○○だけの世界」


人間は、元来それぞれに「唯我独尊」
自分が、自分たちだけが、「幸せ」になりたい存在

しかし、そのソト側に「あなた」を見つけたとき、
「新たな世界」が出現する

『相対的な世界』
それは物理学の「相対性理論」に通じるもの

「だけの世界」はそれぞれに「自分中心に廻っている」が、
「○○だけ」のソトでも、『廻っている』...の発見

それは「同じ目線」で見ることで、見えてくるモノ
それは「どの範囲、サイズ」でも、同じ論理が働いている

それは『地平線は続いている...』の発見
そして、世界が「丸く」出来ている理由

本当の「人類の目指すべき処」
それは、「だけ」の論理からの脱却

それを支えるのが「想像力」という人類の武器

それを駆使したとき、その世界は出現する


by ほっとあいず