hot_eyes 雑記帳

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言い伝え


子どもの頃、よく!?やったのが「伝言ゲーム」

2列以上のチームを作って、課題の「伝言」をそれぞれのチームごとに耳打ちしながら、最後に何という「言葉あるいは文章」が伝わったか発表して、勝ち負けを決めるゲーム
人数が増えると、益ます難しくなるけれど「誰が悪い!」と指さし難くなるから、1チーム最低5人以上が適正人数か?
あんがい結果は「甲乙(こうおつ)付け難い」ので、それをとやかく言うよりも、笑って終わらす!ためのもの

だから、参加するのはケッコウ難しい
途中でまったく違ったものに変わって行くから、その過程を見て楽しむもので、どちらかというと
参加するより、見る
ほうが面白い
だから「他人事で見ているヒト」を楽しませるためのゲーム

あまりに真面目に取り組むと「誰がイチバン間違えた!?探し」が始まって後が大変だし、その場限りの遊びと割り切ることが望ましい
あるいは、その結果を密かに!?分析して、自分のその後の仲間内の人間関係の在り方に応用する??程度に考える

アイツは話しをちゃんと「聞かない or 聞けないヤツ」だから、気をつけろ!!とか...
だけど、それが周りに見え過ぎると逆に、仲間ハズレにされてしまうから、気をつけろ??
※それを、シラっと出来るのがオトナへの第一歩なんだけどね
特に、威張りたいだけの「子どもなヤツ」はそれ嫌うから、始末が悪い????


話し戻って「言い伝え」

古代文明やアメリカ大陸のインカ帝国とかマヤ文明とか、いまの文明よりある面で進んでいたかも知れない!と思われる「文明」には、文字がなかったりする
日本でも、アイヌ文明には書く文字や文化はなく、口述伝達ですべての「昔話し」は伝わった...

だから重要なモノゴトは、長老やある決まった家系のモノが「言霊」で伝承した

その伝承するものは「一語一句」変えることが禁じられていて、何度も何度も叩かれながら教えられた
だから、それを語れるヒトは限定されたし、その「言霊」を伝承することが出来るようになると、その家系では一人前
そうなって初めて、みんなに尊敬される立場になれた

話しをする

むかしは、マイクやスピーカー、携帯電話も、ましてラジオやテレビもなかったから、話しをする場合は「1対1」の関係
あるいは、たくさんのヒトに対して話しをする場合も、目の前にいるヒト同士で、物事の伝達が行われた
だから、伝えるモノ事と伝える立場のヒトの関係が、明確だった
その場所あるいは空間では、ウソは付き難いし、ウソが紛れ込む余地も少なかった


文字を書く

それは、ある面「伝えるコト」が、一人歩きをし出すこと
つまり、ウソがより混じり易くなること
だから、アイヌ文明には、それが起きないように文字がなかった
それ以外の文明もそう

ただし、時間やモノの単位など「明確にしなければならないモノ」に関しては、指文字や数字のようなモノは存在した
それは、ある種「整数」であれば、間違いが少ないから

だから、文字を持たないことは、彼らに知恵がなかったのではなく、一つの選択だった
「文字を使わないこと」と「それを使うことによって起こる禍(わざわい)」のどちらを取るか?
彼らは「前者を選んだ」だけのこと

しかし、現代社会は「ペーパー」の時代

あるいは、それを超えてペーパーレスの「インターネット」の時代になろうとしている
ますますウソや贋者(にせもの)の混じり易くなった状況
ここで、大きな選択肢がある

インターネットを使うか?使わないか?

状況は「好むと好まざるに関わらず」に、使う方向に向かっているのは、確か
人間関係も、顔も知らない人間と色んな仕事が出来る時代
それは、それぞれの人間関係が「広がる」ということ
とっても便利

現に、みんなK-taiを使うようになった

「時間と場所」を気にしないで、他の場所にいるヒトと話しが出来る
つまり、意志疎通が出来るようになった
文字を書かなければいけないパソコンや紙を使うより、自分にとっては、トッテモ便利

だけど逆に、目の前にいるいるヒトに対して、マナーを持たなきゃいけない
ペーパーを配るより、行動や伝達範囲も狭い

人生は「どっちを取るか?」の積み重ね
あるいは、どの「便利さ」を取るかの選択肢のアラシ
どうして、K-taiが良くて、インターネットがダメ?なのか

そこには、必ず「面倒くさいお化け」が隠れている
それを「知恵と工夫お化け」にするのが、現代人の知恵

じゃあ、根本的な「知恵」って何?
って突っ込みを入れると、ドウドウ巡りになる
...そこには禅問答の世界が!?

それは自分で見つけなさい!!

自分で考えよう!あるいは感じよう!っていうのが、昔からの「言い伝え」
すべてのモノゴトに於いて、それは通じること

それを現代人の多くが忘れたから、オカシナなことになっている
それならいっそ、すべての「知恵と工夫」が生みだしたモノを捨てて、生きるだけにしようか?になる...
あるい、スレイブ(奴隷)か蛮族の世界に身を置くか?

それも選択肢の一つではあるが、今さらそれを選ぶのは、
愚か者の誹(そし)りは免れない
...ゾと。 (1年ぶりのマル)