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ウラと面(おもて)

 

そう言えば、もう少しで 新語・流行語大賞 になれそう!? だった

「あなたとは違うんです」

その枕詞で始まる、○田前首相の「私は自分を客観的に見ることが出来るんです」発言

 

自分を客観視できるためには「自分が居る!」ってことを知っていなければ、始まらない

 

それは「何かに自分を映すこと」あるいは「何かの尺度で、自分と他のヒトを比べる」っていうことが出来なければならない

自分を判断するためには、方向性を持った何らかの価値観で自分を計って診る

それをすることで「自分は何ものか?」っていう、自分像を持つことが出来る

 

それが出来るのは、霊長類の中でも、オランウータンやチンパンジーぐらいで、日本猿なんかは、鏡に映っている自分を「それが猿である」は解っているだろうが、それが自分だという理解はしていないハズ

 

確かな、自分の手応え

 

それを感じるためには、それを客観的に観てくれている「誰か」

そんな存在がいなければ、人間は自分を感じることは出来ない

 

色んなブログを創っている 最中(さなか)、最近は色んな理由で頻繁に、ページの移動を行っている

それをするためには、1つのIDだけでは出来ない(≒やり辛い)ので、複数(ときに3つの名!?)でアクセスして、編集画面を並べて置いて、カット&ペーストで、違うブログ&ページに移動を行っている

 

もし、色んな記憶が自分の中だけに残っているのであれば、人間社会は、今の時代を向かえることはなかった

何処かに何らかの痕跡を残して来たから、今日がある

 

前に、ライオンと虎のことを書いたことがある

最近、狼(おおかみ)と熊(クマ)との違いが、気になっている

あるいは「犬とネコ、どっちが好き?」っていう質問

 

例えば、2つの尺度で測ってみると、

「ライオン&オオカミ&犬」チームは、群れたがるチームで、「虎&熊&ネコ」チームは、単独行動が多い

「ライオン&虎&ネコ」は、ネコ科であるし、「狼&熊&犬」は、イヌ科である

 

そうすると、2つの尺度で、4種類の分類が出来る

そして、ベクトルの方向性は、あれかこれか?ではなく、もっと複雑なカタチ「面」になる

 

「あれか、これか」の、2者選択

 

結構、それって、息苦しいことが多い

その振幅のハバが広ければ広いほど、どちらかを選ぶ、あるいは選ばれる立場の場合は、その選択は難しくなり、また結果責任がプレッシャーになっていく

ときに、コイン・トスなんかの運が付き纏うときでも、落ちて来るコインが垂直に立ってくれないかな?なんて思うときもあったりする

 

そして、区別あるいは選択がついて回るのが、今!の時代でもある

だけど、失敗があるから成功があり、それは嬉しかったりする

 

確かに、表ばかりでは、それが表だ!って解らない

だから、ヒトはそんな自分をハッキリさせるために、ウラを必要とすることがある

そんな自分だけの論理で、この世を色分けしようとする輩が出てくる

 

だけど、色んなオモテとウラがあった方が、面白いハズ

そして、白と黒の2色の間には、色んなグレーがある

 

結局、この世はコインが1枚であるのと同じ様に「たった1つ」で、それは繋がっているのだから、色分けしているのは、自分だったりする

結構、人間は、自分の論理っていう呪縛に囚われ易く、本当の客観視ができ難いのが、ヒトっていう存在だったりする