おてんとうさま
「悪いこと」をすると顔向けできない、そんな存在が、昔は居た!?
あるいは「他人（≒ヒト様）の目が観ている！」とも言われ、何となく何処かで「正しい視点」が存在すると思い、みんな何処かで自分にブレーキを掛けながら、生きていた
そして、何か「悪いこと」をした場合は、人の道を外れ、極道の路（≒未知）を歩かなければならなかった
それでも、それなりに「極道の世界」にも、ちゃんとした節度が有った？
だから、生きる術（すべ）もあった...
確かに、この世は「相対的な世界になった！」のは事実
世の中には「絶対的な視点」などは無く、モノゴトは「色んな視点」で判断することが出来る
そして「絶対に正しい視点」そんなモノなど存在しないことを理解したのが、現代という世界
なんだかんだと言って、
ヨーロッパでは、そんな「唯一絶対な、たった一つの神」っていう、絶対的な存在に縛られていたと言われる時代から、16世紀に「宗教改革」っていう意識革命があり、表面的には、民衆は「宗教」という呪縛から、解放されたことになっている
一方、日本では、何となく居るんだか居ないんだか分からない「御天道様」が、明治時代に「天照大御神」の直系の子孫だって言われて繋がって来て居た、実際に存在する天皇家が、幕の内から出て来て「在神ヒト」になった
...っていう話しを書き出すと、このページには簡単には収まらないので、もっとラフ・スケッチな「御天道様」話しに戻る!?
（それは後日、Story シリーズで記述する予定??）
だから、みんな自分の視点でモノゴトを判断できる、そんな「自由が、自分にはある！」って考える様になった
そして、すべてを自分の視点で判断すれば良い！っていう時代が、ここのところズッ～と続いている...
だから、何でもかんでも「大きな声で自己主張すれば、良いべさ！」って、強き者たちは言う
絶対的に正しいことなど無い！のだから、より「カッコだけ整っていれば、良いんじゃないの？」って、裁判の公判なんかでは、弁護人には、より本当っぽいことを言える「スピーチ力」が求められている
例えば、何らかの事件が起きた場合は、真実など、どうでも良く？
どっちがより正しいっぽいか!?って競争するべき！っていうことになっているのが、まさに「自由の国」の先端を行っているって言われている、アメリカ合衆国の論理
確かに、モノゴトは、それに関わる「立場」によって意味が違ってくる
そんな世界では、それぞれのヒト、それぞれの立ち場で、それぞれの論理が有る
だから、より真実っぽいことを「論理だてられた方が、勝ち」にした方が、分かり易いかも知れない??
そんな中、日本でも、色々と有って「御天道様」は、余り意識されなくなってしまった
「すべては、相対的なこと」だから、
ヒトの事をとやかく言うのは、あなたに取って何らかの「得」があるからじゃないの？
って、お互い勘ぐり合う様になってしまった
だから、みんな無口になった??
本当は、ソイツに「駄目！」って言わなければイケない対象に直接、正面切って言えなくなって、
より「ダメ！」って言い易い、自分より弱いモノに言うことで、日頃の鬱憤（ウップン）を晴らすことになる？
そんな新たな序列を作って、自分だけ守ろうとする様になった??
だけど、そんな人間界の「勝手な論理」とは関わりなく、
本来の？「御天道様」である太陽は、ただ只管（ひたすら） SUN-san と、
恵（めぐみ）のヒカリを地上にもたらし続けている...
