SEASON BEST
今日、最終日を迎える「北京オリンピック」
そのテレビ放送を見ているとき「今回の大会」のアナウンスで、よく耳にした言葉が、それ!
基本的には、シーズンは「季節」で、ベストは「イチバン良い」
だから、季節の一番良い!ってことになるけど、意味としては「その選手の今年イチバンの記録」ってことらしい
言葉の順番を入れ換えて「ベスト・シーズン」って言えば、そのヒトのイチバン好きな季節ってこと!?
あるいは、ある地域のイチバン良い季節、そこの「イチ押し!」な季節のこと
DE!「SB」は、どうも、陸上競技の「業界用語」らしい??... で、カレー食品メーカーの名前ではない!?
因みに、オリンピックでは「WR」は世界新記録(ワールド・レコード)のことで、「OR」はオリンピックレコードっていう決まり文句もあるらしい
ちょっと、テレビのテロップあるいは、関連の表記が、小さ過ぎた!?ってことを含めて、
見辛かった!っと思ったのは、私だけ??...それは、さて置き
その昔のギリシャの時代の「オリンピア」な頃から、陸上競技は有った
その頃から、延々と色んな「記録」っていうモノが積み重ねられて来ている
その後は、色んな考え方やルールの変更があって「単純に比べる」ことは出来ないが、基本的な競技の形態は、ほとんど変わっていない
そして、その後は「レーン」が引かれたままで、比べるのも楽しくない!ってことで、多くの「対戦型スポーツ」が生まれて来ている
それは、今も昔も変わらず在る!人間の本能
その「競争したい」あるいは、それを見て「興奮したい」なココロを満たすための、捌け口か?
けれど、それらの新しい形態の「スポーツ」は、第3のプレーヤーの「ジャッジ」の、個々人の好き嫌いや、そのヒトの「技術水準」に左右される様になり、より複雑になっている
だから、それらの要因に依って、多くの物語や涙も生まれている
そんな中で「ちょっと地味系」感は否めない!?
けれど、やっぱり陸上競技が、イチバン!その結果、つまり「良いか悪いか」が分かり易いことも、確か
その「尺度」は、時間か?あるいは、距離?&高さか?である
その中の「一つの尺度」それ以外の要因を固定して、それだけで、優劣あるいは順位を決める
その方法論は、科学の実験と同じ様なモノ
最近は、それらを比べる場合の影響として「風」っていう要因が加わった
その大会の順位は「同じ条件」ということで、その場で決まる!が、過去の記録と比べる場合は、怒!を超えた追い風の場合は「参考記録」っていう枕詞が付いて、特別扱いになることもある
そして「北京」は始まる前に、空気が悪い!って大騒ぎしていた
けれど、結構「世界新記録」がたくさん生まれている様でもある
それは、
マスコミが事前に騒いだ程の「悪条件」っていうモノが無かったのか?
あるいは、選手たちの身体能力が、単純に言って「延びた」のか?
あの!スイミング・スーツの進歩と同じ様に、それぞれの競技の「ギア(用具)の進化」があったのか?
そんな色んな要因がある!はずで、単なる「今年限り、今だけのイベント」
バカ騒ぎが終ったら、その次!っていう、過去を振り返らないことを繰り返す
そんなことばっか!!やっている業界は、他にはありませんか??
去年よりも今年!っていう、シーズン・ベストを出すためには、ちゃんと「記録」を残さなければならない
アスリートたちは、それを繰り返している
だから、SEASON BEST!を明確に自覚することが出来る
だから、感動の涙を流すことが出来る
けれど、ちゃんと状況を分析して「記録」の積み重ねをしない輩は、自らを省みず、自分勝手なことを並べたてては、外野で野次だけを残して行く
もうソロソロ、ちゃんとしないとね?ココロ当たりのある諸君!