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Story of 路 -玄武の巻-

取り合えず、「路」のStory をまとめて、その次!へ行こうと思う

 

この「物語」のシリーズは、ちょっと纏まりの無いモノになってしまったが、それが、この物語の意図(≒糸)でもある!?

結局、何らかの「カタチのあるモノ」にしなければ、それを共有は出来ないし、使うことは出来ない...

 

「ヒトの世」は、新しいモノを造ること、そして、それを利用することで成り立っている

そしてまた、ヒトはその「想像力」に拠って、今までそこに有るモノの中に、新しい結び付きを発見することによって、新たな地平線を切り開いて来た

 

過去の記録&記憶がある

だから、そこから、何らかの方向性が生まれ、それが在るから、何かを積み上げて行くことが出来る

 

現代に繋がっている「文明」のほとんどは、文字を持った種族、それしか残っていない

けれど、その中に、色んな種族が混ざり合い、混在してはいる

 

だいぶ考古学の方法論が発達して、文字の記述だけではなく、地上のアチコチに色んなカタチで残っている痕跡から、過去への繋がりを見つけ出すことが出来る様になった

結構、ここ10年の間に、多くの新たな発見が、地上のアチコチで起こっている

 

そして案外、この世には、思った以上に色んな種族が居て、それぞれに自分たちの生活をエンジョイしていたことが分かって来ている

けれど、今まではそのほとんどが「口述での繋がり」で継承されたため、その言語、あるいは言葉を話せる人間が居なくなれば、その時点でその種族は終わりをむかえ、その次!には繋がっては行かなかった

 

また、人間の性として、モノゴトの考え方は、いま現在の自分が信じているモノを優先させたい!もの

だから、何らかのカタチで、その尺度に合わないモノは否定して来た

この世を、自分色で染めたくなるし、染めて来た...それが直接、現在に繋がっている

 

元来、この世には、色んな色が有るし、在った

「白」と「黒」の間には、色んな色が存在する

 

「白」は、すべての色を発色させたときに観える色

「黒」は、すべての色を混ぜ合わせて、吸収したときに観える色

 

言うなれば、その中間?にある色、色々な色

それは、何かが足りないから、その色になる?と言えないことも無い

 

眼に視えないということは、見え過ぎているから気が付かない

そして、目に見えているのは、そこに何かが足りないから、気が付くのかもしれない

 

すべてが揃えば、すべては「無」に還る

すべてが路の途中だから、喜怒哀楽を生み出すことになる...

 

2009.05.30 記