ちょっとだけ「投げやり」に似ている!?
その昔、街中の鉄という「鉄」が兵器になり、お寺の鐘まで取り上げられた時代、最後はアチコチに生えている竹を兵器にして戦おうとした
それが「竹槍」
すでに、ラジオ体操の原型は全国に普及していたから、ニッポンの津々浦々で、みんな「訓練」には慣れていた
そして、竹が生えない北海道!?... だけど、
それ以外の地域では、毎朝「本土決戦のため!」って言われて、竹槍の訓練が行われていた
後から冷静に考えれて観れば!
B29とかの、大っきな飛行機で飛んで来て、タクサン爆弾を落とす、そんな物資の豊富な「某・亜米利加合衆国」に、そんな方法では勝てるのか!?って思うこと
だけど、 当時の「お偉いさん」たち、特に先頭(≒戦闘)に立ちたい!って思っていた、アチコチの町会長さん達なんかは、
日本は、今まで手本にしてきた、大国「清国」にも、広大な土地を支配していた「露西亜国」にも勝った、神の国「大日本帝国だから!」って信じて、みんなに指導した
その当時でも!?
誰もがココロの中では「?」な気持は持っていたけど、それに突いて行かなければ「非国民!」扱いされるから、黙ってその号令に従った
当時あるいは、今も??
「自分が、オトナで偉いゾ!」って思っているヒトは、自分の行いが誤っていても、誤ることを知らなかった
そのヒトの辞書には「御免」っていう文字は書いていない ...!?
廻りのみんなに「誤った場合は即、切腹だ!」って威張っていたから、誰か間違ったヤツには、すぐに「腹を切れ!!」って言って来た
だから、確実に「それが意味のないこと」で、間違ったことだ!って自分自身で思っても、謝れない
「良くないことを、みんなにヤラセた!?」って思っていても、その口からは「申し訳ない m(_ _)m」 っていう単語は、国が敗れても言えない人種に、成って閉まっていた
ナポレオンの辞書には「敗北」っていう2字は書いていなかったらしい
だから、負けたときの対処の仕方を知らなかった
確かに、ヒトを裁く、あるいは、何かを選択する立場の人間には、間違いがあってはイケない
特に、その「選択」が多くの人間の明日を決める!
そんな立場にいる場合、それこそ羅針盤上の「1度の読み違い」が、その後のみんなの向かって往く、その方向性を大きく変えて行くことになる
だけど、そんな立場のヒトも、また「人間」
100%間違えない!ってことは、有り得ない
そして、みんながみんな「間違ったヤツは、姥捨て山!」って言っている現代
そんなココロの風景は、まだまだ「竹槍の時代」の空気感のまま??
そんな、感じがしてならない
結局のところ、お山の大将ゴッゴの、延長線上
なんら「ココロの風情」の進歩は観て録れない
まだ、竹槍の訓練をしていた時代の方が、そんな勘違い野郎の人数が少なかったこと
ちょっとだけ、誰かに「威張られて」竹槍を持たされただけで、他のヒトを傷つけたワケではなかった
だから、まだまだ今よりも、マシな様な気もする??
また、本人は勘違いはしていたけれど、そのココロの中には何処かに「みんなのため!」っていう思いがあっただけマシ!?
問題があった!とすれば、当時は「誤りを、謝り」として、書く直すことが出来なかったこと
確かに「偉いヒト」には、自分に間違いはあってはいけない
だから、端(≒恥)から「自分は間違っていない!」ことにするために、何時までも「謝らないこと」で偽装した??
あるいは、謝らないことで「間違いはなかったこと」にしようとした
本末転倒なやり方「負けを認めない」って方法で、本当の「現実」を折り曲げようとした
それは、牛肉やウナギの表示の偽造や、料理屋さんの「口だけゴメン」の空気感に通じるもの
自分が認めなければ、それは現実ではない!っていう傲慢さ!?
その上、戦後に「ウソの上塗り」の様に、知らん顔して、今まで自分たちで大事に扱って来た「教科書」に、黒いスミで文字に上塗りをしたこと
戦争に負けた!っていうことよりも、日本のアチコチで「そんな行動」がたくさんあったこと
そのことの傷あとが、戦後みんなを「迷子」にした、本当の「理由」
そんなコンナが、未だに妖怪の様に、この世に漂っている様に感じてならない
特に、未だにそんな「風の便り」が、某・霞○関あたりから吹いている様に思えてならない
ある種、全戦全勝でなければ、辿りつけない場所「財○省」
あまり最近は聴かなくなったけど、ニッポンの「学歴社会」
その一流っていうトコロを駆けあがって行った、その先にある「サミット」って思われている場所
その「競争の世界」を勝ち残った、そのピラミッドの頂点に自分はいる!って思っているヒト達
そんなヒトは、自分たちの辞書には「間違い」って言葉が無い!?
自分は完全無欠の、偉い人間だ!って思っている!?
そんな「失敗(ちょっとだけ≒戦争)を知らない子ども達」が、舵を取っているニッポン
もっと、みんなに選ばれた人間たちが、ちゃんと「手綱を持って」いてもらわなければ、また!昨日来た道に迷い込んでしまうでしょ?
彼らは平気で、みんなに竹槍を持たせたいんだから...