hot_eyes 雑記帳

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立場 and 立ち位置


立場(たちば)/

それによって「言って良いこと」と「言ってはいけないこと」がある
あるいは「それを言ってはおしまいよ」なことと「その言い方って、あまりにも他人事じゃない?」な場合がある

だから「立場と言葉」を合致させることは、とても『難しい』と言えば云えること

なんだか現代は「自分の立場をワキマエナイ」発言をするヒトが増えたように思われる
また、刻々と変わって行く状況に鈍感な発言をするヒトが、大きな顔をして混ぜ返していたりするから、話しがややこやしくなったりもする
※途中「バ」で韻を踏んでいることに気づいたあなたは、鋭い感性の持ちの主!!

だから、ヒトの上に立つ者は、自分の行動ないし関係筋の行ったことを他人事にしないように、常に「廻りに目配り」をして、それと共に「客観的な視点を持つこと」が必要で、他のヒトをコントロールする前に、まずは自分をコントロールする必要がある

それが本当の『責任の取り方』であり『その役割の立ち位置』でもある


立ち位置(たちいち)/

それは、先頭に立って討ち死にをする「お山の大将」ではなく、自分の「駒」になってくれたヒトを如何にして活かして行くかを常に意識出来る処にいること

「事件は机の上で起きているのではなく、現場で起きているだ!」というフレーズで、記録を作ったムービーがあった
このフレーズは、机の上にあるのは「現実のコピーでしかない」こと、それを捏ね繰り回していても事件の解決はできないということを現している
けれど、それは「現場が1つ」の場合、それを取り仕切る小隊長がすべきこと

多くの「現場」と「駒」を抱える立場にある状況であれば、すべての現場にいるだけの「身体の数」と「時間」がないから、より現場に近いコピーを手に入れる「手立て」と、それをより現実と結びつけることが出来るだけの「想像力」が必要になる
なるべく自分の関わる現場を視野に入れられる場所「立ち位置」を探り、そこに常にいるようにする

その立ち位置を察知するには「場数を踏む」必要もあり、また多くの体験を経験にできる「引出しの整理能力」も要求される
だから、その場所は、必ずしも「実際の現場」ではなくても良いワケで、どんなアンテナを立てるか、その立て方でもある

その努力を惜しんだり、怠ったりしたときに、必ず「トラブルが起きている」のが今、あちこちで起きている事件や事故
「責任者」と言われる立場の人間が、当事者意識が無いまま、米つきバッタのように「下げたくもない頭」を下げているから、口から出てくるのは「他人事」になってしまう...

その自分の「立ち位置」が間違っていたことが一番の反省点だったりすることに気づいて自分を反省することが出来れば、他人事にはならないんですけどね

すでに、「立ち位置」を自分が見失っていることを、見失っているから『他人事』になる!?
「無知の知」あるいは「恥」 or 「稚」が蔓延っている...
「にわとりが先か、タマゴが先か」あるいは「責任転嫁のイタチごっこ」っぽい言葉は、いつ終わるのだろうか?

それとも「あまりにも早く」現実世界が広く結びついてしまったため、人間の現実感覚が追い付かない!?

だけど、生物としての「ヒトの脳」は、すでにそれを感じ取れるように進化しているはず
それは「言葉」「貨幣」などの『風』の存在が証明している
そして、ネットワークされた「コンピュータ」もサポーターでもある

すべての根源は、それぞれの「私」のココロのありよう...

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