Gear & Energy
現在のニッポン人の家の中は、エコノミック・アニマル（≒死語!?）って言われながら、色んな工業製品で溢れている
結構、押入れや物置の中にも、色んな「使わなくなったモノ」が埋蔵されていたりする
それこそ、新しい！っていうことがイチバン正しかった、80～90年代までは「新製品！」って聞いたら、みんな一目散に、飛びついて買っていた
自動車なんかも、今から考えると「車検」っていう呪文もあるが、車検を取るなら新車を買おう！って２～３年で発売されるニュータイプを買っていた...
けれど、最近はクルマそのモノの耐久年もマスマス伸びたこともあるし、それに気付いた!?こともあり、まして財布がさみしいから、買い替えの周期は「平均７年」位になっているらしい
そして「世界のトヨタ」も含めて、今年の販売実績が40年ぶり位って言うほどの不振に陥っているらしい
但し、軽自動車はカウントされていないから、単純に「クルマ」っていう括りでいけば、違った見方が出来るかもしれない ...が!?
最近は、みんながエコエコばっかり言ってるから、聞かなくなった!?「ゴミ集積所が○○年後にいっぱいになる」って話しも、たぶん「不要なモノ」が減っているから当たり前??
併せて、なんとなくケッチ臭い！って思えた「省エネ」っていう言葉も、ときたま電化製品のチラシなんかに見かけるだけで、省エネ・ルックっていう半袖のスーツを着るヒトも見なくなった（上着を脱げば良い）し、まして夏場はネクタイまでも見かけなくなっている
そうやって、今まで「使い捨て」あるいは「使わないでも？捨てていた」モノを、「長く使う」あるいは「ハジメから買わない」様になった
あるいは、原価計算しないで、まずは「安い！」って言うモノを買う様になった
但し、買う側としては、原価（≒コスト）まで考える必要はなく「同じモノ」なら安いモノを買おうとするのが、当たり前...
そうなれば、今まで必要以上!?に回っていた「おカネ」が、動かなくなるのは当たり前
そして、たくさん造っても、それが売れなければ「宝の持ち腐れ」になって、在庫はあるが買い手が付かないモノが溢れてしまうのも、当たり前
世の習いとして、基本的に「買う」っていう立場の方が強い
だから「製品」っていうモノで考えた場合、完成品を作るメーカーっていう方が強いから、部品を造る立場に「しわ寄せ」をし始めている
また「労働力」を買わなければイイわけで、すでに「キリ易くした」派遣システムを使って、それを買わなければ良い！って始めている
現在「金融テロ」の後始末の余韻で、おカネそのものが動けなくなっているから、
ますます「自分だけを守ろう」という動きが強くなっている
その本質的な課題は、ヨーロッパの産業革命から始まった、際限なく「道具」を造って売りマクル！っていうシステムの終焉を意味している
そして、それを DO Change していくか？
それは、安い労働力でコスト（≒減価）を下げて、造った道具を、為替レートの変動を使って、高く売る！っていうシステムで、維持してきた今までの在り方を変える
際限なく造り続ける「道具」を売って、おカネを回すっていうシステムを創り変える...
一方で綺麗ごとっぽい、エコエコ活動バッカ！ではなく、
本当に「我々に」必要なことは何か？を考え直す時期にきている
あるいは、何を持って「価値があるか？」を考えな直さなければならない
声高にキャンペーンが張られる「地球温暖化」の問題
その裏には、「既に持つモノのエゴ」が隠されている
「キャップ・アンド・トレード 」なんていう考え方は、一見、正しい様ではあるが、いつの時点を基本にするか？で、立場が変わるから、結局「先に持っているヒトが有利」っていうことには変わらない
そして、一方では無尽蔵と思われる（≒エネルギーが切れるのは、ずーと先!?だが）、太陽の恵みを「使える様にする」産業を足蹴にしてきた
それこそ、石油の油田を見付ける!?などの「宝探し」あるいは、そんなトコロに住んでいたモノ勝ち！っていう価値観が、ここのところズーッと続いて来た
けれど、燃やしてしまえば無くなってしまうモノに頼るだけじゃなく、もうソロソロ「その次！」を考えなければならない
母なる「地球」は、そんなにヤワじゃない！
もう少し、石油や石炭を燃やしながら、みんなで、その次！の「手」を考えて、そのシステムを編み出（≒阿弥陀）して行けば良い
先ずは！食べないで「ダイエット」なんかを考えるのではなく、たくさん食べて飲んで、その分「動けばイイ」
「無駄だ、駄目だ」で、何でも否定するのではなく、動いて！考える
それが「動物」っていう生き物の本質!?だべさ
そして、MONEY を、我々の「幸せ観」を映す（≒真似る）存在にしなければならない...
それを考え始めれば、おカネは動きだす！ハズ（≒蓮）
